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年度 2023
科目名 企業情報システムⅡ
担当者名 横田 明紀
単位 2
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科目目的
Course Objectives
この授業では、学生が企業の営みと情報システムとの関係を学び、情報技術(IT)の発達とともに企業が情報システムをどのような目的で導入し、また、利活用してきたのかが理解できるようになることを目的とする。
到達目標
Class Goal
学生が、企業の諸活動における情報システムの必要性や利活用の実態、および情報システムの導入において留意しなければならない管理上の要点を理解できるようになる。
授業内容
The Content of the Course
今日「情報システムは企業の要」であり「情報ネットワークは企業の血管」と比喩されるほど、企業における情報システムの重要性は非常に高く、不可欠なツールとなっている。こうした実情に基づき、本授業では以下のような内容を学習する。
(1)企業の活動(業務=ビジネス)での情報システムの利活用を捉え、業務が情報システムによってどのように合理化・効率化されているのか、また、情報システムが業務にどのような支援や貢献をしているのかを学習する。
(2)情報システムの管理上の課題とともに、「情報化社会」といわれる今日の社会がどのような課題を抱えているのかを学習する。
(3)情報技術の発達とともに、これまでに企業が情報システムをどのような目的で導入してきたのか、また情報システムの開発・導入において企業が留意しなければならない管理上の要点を学習する。
尚、本授業で扱う事例や資料類は必ずしも最新のものばかりではなく古いものも多数ある。しかしながら、古くても現在に通じる視点は数多くあり、そうした視点も踏まえつつ「今(現状)」を捉えることにも留意しながら授業をおこなう。
授業計画
Class Plan
第1回 企業情報システムⅡで何を学ぶのか
第2回 金融とIT#01: 銀行における情報システム
第3回 金融とIT#02: 証券取引所における情報システム
第3回 変わる“1秒”の重み
第5回 コンビニには“なぜ欲しいものがある”のか
第6回 「ビッグデータ」をいかに活用するのか
第7回 「モノがインターネットにつながる」こととは
第8回 人工知能の可能性と課題
第9回 情報システムと社会
第10回 情報システムの発展段階と企業における情報システムの位置づけ(役割)の変化
第11回 情報システムの変遷についての概要説明/経営情報システム(MIS: Management Information Systems)#01
第12回 経営情報システム(MIS: Management Information Systems)#02
第13回 経営情報システム(MIS: Management Information Systems)#03
第14回 統合基幹業務システム(ERP: Enterprise Resource Planning)
第15回 情報ネットワークの発展と活用: クラウド・コンピューティング
授業方法
Class Method
遠隔オンデマンド型
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
uhihkrh
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning

準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
■予習
授業で使用する新聞や雑誌の記事、および参考資料は一部を除き各回ごとに指示する(基本的には日本経済新聞の新聞記事や日経BP社の雑誌記事である)。どの資料のどのページを使用するかは掲載するので、授業を受ける前に各自で図書館のデータベースなどから入手し、目を通しておくこと。また、そのなかで分からない用語などについては調べておくこと。
■復習
説明した要点や各自が控えたメモをもとに、各回の授業概要などをノートに整理すること。また、授業で使う配布用スライドは「穴あき」となっているので、空欄部分を埋めておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:・90%: 2回の課題レポートによる評価(各45点ずつ)。
・10%: 毎回の授業後の感想(出欠確認と併用します)。各回の授業日該当日より3日以内に提出すること。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
課題レポートの評価後、評価のポイントを説明した資料をmwu.jpのクラスルームより配信する。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
・講義は「授業内容・授業計画」に沿って実施するが、進捗状況や社会動向の変化などに応じて入替や、授業に関連する最新の話題が出てきた場合にはそうした話題の挿入など、授業内容・授業計画の一部変更をおこなう可能性がある。
・本講義は1回の授業で1つのスライド資料が完結する「読み切り形式」の講義とはならない内容もある。そうした内容については複数回に分けて授業を実施する。
・授業はオンライン(オンデマンド型)でおこなうが、溜め込むことがないよう、毎週、時間を決めて聴講すること。
・説明した要点や各自が控えたメモをもとに、毎回の授業の概要などをノートに整理していくこと。


参考書:
宮川公男編著(2004)『経営情報システム【第3版】』中央経済社[ISBN: 4502403121]。
Hammer、M.、 and Champy、J.(著)、 野中郁次郎(監訳)(1993)『リエンジニアリング革命: 企業を根本から変える業務革新』日本経済新聞社[4532142539]。
Wiseman、C.(著)、 土屋守章、 辻新六(訳)(1989)『戦略的情報システム: 競争戦略の武器としての情報技術』ダイヤモンド社[ISBN: 4478370435]。
Davenport、T.H.(1993)Process innovation: reengineering work through information technology、 Harvard Business School Press[ISBN: 0875843662](卜部正夫、 伊東俊彦、 杉野周・松島桂樹訳(1994)『プロセス・イノベーション: 情報技術と組織変革によるリエンジニアリング実践』日経BP出版センター[ISBN: 9784822720124])。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 経営学に関する基礎的・専門的知識を有し、多様な経営課題を的確に理解できる。
1.知識・理解 1-2 自らが目指す将来キャリアで活躍するために必要な基礎的・専門的知識を習得している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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