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年度 2023
科目名 生化学実験
担当者名 澤田 小百合
単位 1.0
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科目目的
Course Objectives
生化学では、細胞内における個々の栄養素の代謝過程を学んだ。生化学実験では生体内化学反応を試験管内で再現することにより、実際の反応現象として確認する。また、栄養素の化学的性質や生体成分の構造と機能を実験を通じて学び、代謝についてより深く理解する。
到達目標
Class Goal
生体構成成分である栄養素の化学的性質や酵素の働きについて定性実験や定量実験を通して学び、実験機器や器具の取り扱い、実験手法を知るとともに理解することを目標とする。
授業内容
The Content of the Course
糖質、タンパク質、アミノ酸の定性実験や、酵素活性測定、ラット血液、尿成分など生体成分についての定量実験を行い、その性質、特性、生理作用を学ぶ。
授業計画
Class Plan
第1回 実験の基礎1
    (1)実験の心得
    (2)実験の基礎知識
第2回 実験の基礎2
    (1)実験器具の扱い方   
    (2)溶液の調製と濃度計算
第3回 糖質の定性
    (1)試薬調製
    (2)糖質の定性反応
第4回 タンパク質、アミノ酸の定性
    (1)試薬調製
    (2)タンパク質、アミノ酸の定性反応
第5回 血中成分の定量
    (1)試薬調製
    (2)血中タンパク質の定量
第6回 酵素活性の測定 
    (1)試薬調製
    (2)膵アミラーゼの酵素反応
第7回 尿成分の定性と定量
    (1)尿試験紙による検査
    (2)尿中ビタミンCの定量
第8回 まとめ

1回の項目「第1回〜第7回」は3コマ(6時間)、「第8回 まとめ」は1.5コマ(3時間)の授業
授業方法
Class Method
個人またはグループで実験を行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
実験・実習科目
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:毎回の実験内容について事前に教科書をよく読んでおくこと。
復習:実験終了後は直ちに実験ノートを整理しレポートを作成する。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](60点)
・平常点(40点) 平常点等配点内訳:課題(10点)と実験への積極的参加度(30点)
実験ノートの記載内容等も平常点として積極的参加度に加味する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
レポート返却時および最終授業で全体に対するフィードバックを行う。
教科書
Textbook
生化学実験/田代 操 編著/化学同人
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
実験ノート(B5)を準備し毎回の実験結果を記載すること。
グラフ用紙が必要な実験項目日には持参すること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 個人や集団を対象とする栄養学に関する基礎的・専門的知識を身につけている。
1.知識・理解 1-2 食べ物と健康との関係について、基礎的・専門的知識を身につけている。
2.技能・表現 2-4 ヒトと栄養との関係を研究するために必要となる技能・表現力を身につけている。
3.思考・判断 3-1 健康や栄養・食に関する情報を自ら収集する能力を身につけている。
3.思考・判断 3-2 科学的根拠に基づく健康・栄養課題解決の能力を身につけている。
4.態度・志向性 4-2 食生活学の専門的学習を通して、社会に貢献する自覚を身につけている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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