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年度 | 2023 |
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科目名 | 基礎栄養学 |
担当者名 | 前田 晃宏 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
ヒトは外から必要な物質(栄養素)を取り入れ利用することにより生命活動を維持している。栄養素の摂取が具体的に表現されるのが食生活である。食生活に栄養の知識を活かし、健康の保持・増進、疾病の予防・治療が図れるよう栄養の役割について総合的に理解する。 |
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到達目標 Class Goal |
栄養学では、摂食行動、消化と吸収のメカニズム、各栄養素の構造と機能、エネルギー代謝の基礎を学び栄養士として必要な栄養学の基礎知識を身につけることを目標とする。 |
授業内容 The Content of the Course |
本科目では栄養学の基礎的事項を幅広く学ぶ。栄養の概念や栄養学の歴史にはじまり、各栄養素の化学的性質、栄養素別の消化と吸収の仕組み、その後の代謝や生体内での利用、生理的意義、栄養素間の相互作用について学習する。また、水・電解質の栄養学的意義やエネルギー代謝(基礎的知識と測定法)についても詳細を学ぶ。これらの学習では、生化学や解剖生理学などの周辺知識と連携した内容を扱うことで理解を深めて知識を確固たるものとする。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 栄養の概念 (1)栄養と健康 (2)摂取した栄養素の体内でのはたらき 第2回 消化と吸収1 (1)摂食調節 (2)消化器系の構造とはたらき 第3回 消化と吸収2 (1)栄養素の消化 第4回 消化と吸収3 (1)栄養素の吸収 第5回 炭水化物の栄養1 (1)糖質の種類と構造 (2)糖質の体内代謝 第6回 炭水化物の栄養2 (1)他の栄養素と糖質の関係 (2)食物繊維の種類とはたらき 第7回 脂質の栄養1 (1)脂質の種類と構造 第8回 脂質の栄養2 (1)脂質の体内代謝 第9回 タンパク質の栄養1 (1)タンパク質の構造と体内代謝 (2)アミノ酸の構造と体内代謝 第10回 タンパク質の栄養2 (1)タンパク質の栄養価 第11回 ビタミンの栄養 (1)脂溶性ビタミンの種類とはたらき (2)水溶性ビタミンの種類とはたらき 第12回 ミネラルの栄養 (1)多量ミネラルの種類とはたらき (2)微量ミネラルの種類とはたらき 第13回 水のはたらき (1)水の出納とホルモンのはたらき (2)水のはたらき 第14回 エネルギー代謝 (1)エネルギー代謝の概念 (2)エネルギー消費量 (3)エネルギー代謝の測定法 第15回 まとめ 定期試験 |
授業方法 Class Method |
講義型授業、必要に応じて資料プリントを配布する。パワーポイントなども用いて授業展開する。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
担当教員よりclassroomへ招待する。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
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準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
生化学と関連する内容も多く含むので予習・復習には両方を併せて学習すること。 予習:次回授業に備えて事前に教科書を読んでおくこと。 復習:授業終了後は、授業プリントや教科書の内容のまとめをすること。 |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(90点) ・平常点(10点) 平常点等配点内訳:小テスト10点 小テストの実施日については授業で連絡する(目安として、授業計画の中盤)。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
小テストは採点後に返却する。配布プリントや教科書を参照して復習をする。 |
教科書 Textbook |
新・栄養学総論 第2版(栄養科学シリーズNEXT)/友竹浩之・桑波田雅士/講談社 |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
学生の理解度に応じて授業計画の内容を若干変更することがある。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1 個人や集団を対象とする栄養学に関する基礎的・専門的知識を身につけている。 1.知識・理解 1-2 食べ物と健康との関係について、基礎的・専門的知識を身につけている。 2.技能・表現 2-4 ヒトと栄養との関係を研究するために必要となる技能・表現力を身につけている。 3.思考・判断 3-2 科学的根拠に基づく健康・栄養課題解決の能力を身につけている。 4.態度・志向性 4-2 食生活学の専門的学習を通して、社会に貢献する自覚を身につけている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
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