シラバス参照 |
年度 | 2023 |
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科目名 | 建築設計実務 |
担当者名 | 鎌田 誠史・岩田 章吾・三好 庸隆・山田 由美 |
単位 | 6.0 |
科目目的 Course Objectives |
実際に建築設計の実務を学内で体験しながら、生きた知識、技術等を訓練し習得する。 |
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到達目標 Class Goal |
実際に建築設計の実務を学内で体験しながら、生きた知識、技術等を訓練し習得する。 |
授業内容 The Content of the Course |
学院の内外の新築・改修案件の基本設計・実施設計等に取り組む。また、設計競技等に応募する。(前期・後期合計30週×6時間/週(週当たり4コマ)=180時間) |
授業計画 Class Plan |
本科は、以下の内容を適宜組み合わせて実施する。 ①施主との打ち合わせ(施主側の要望を十分に理解するとともに、自らの考えを提示し、相手の理解を得る訓練を積む。) ②当該設計遂行チームや関連業務遂行者等との打ち合わせ(チーム内での業務分担者や設備・構造等の専門技術者と、当該設計に必要な情報交換を行う。) ③建築計画案作成(企画設計、基本設計、実施設計、設計競技等) ・企画設計:建築主が提示する条件、用途、敷地の立地・規模、工期や予算等を勘案して大まかな設計のアウトラインを企画し、建築主の了解を得る。 ・基本設計:設計のアウトラインに沿って、建物の平面・立面・断面の計画、構造計画や設備計画の概要を決定する。 ・実施設計:基本設計に沿って細部を検討し、各部の必要寸法・仕上げ・仕様等を決定して実施設計図としてまとめる。 ・設計競技:設計競技主催者が提示する条件に沿い、その要望に十分に応え、かつ先進的な意匠やアイデアを盛り込んだ上で、自らの思想・考えを案として提示する。 ④上記に伴う設計図作成(手書き、CAD等を駆使して図面を作成する。図面は第三者への情報伝達手段として重要なので、意図する空間を実現するために必要な情報と、それを図上に盛り込むための手段を理解し習熟する。) ⑤上記に伴う模型作成(スタディー模型を常に作成し、空間の検証に利用する。プレゼンテーション用模型を作成し、素人にも理解できる表現を心がける。) ⑥材料・工法等の決定(自ら設計した空間に相応しい素材や機材を選定し、また、素材の違いによる空間表現上の差異や、その施工方法・手順等を理解する。) ⑦工事監理(工事が設計図書に沿って、また当初工程に沿って実施されているかどうか確認し、もし、設計したものを実現するについて施工上の不都合等が生じた場合には、代替手段を検討する。) その他、当該建築設計・監理に必要とする業務(当該空間に相応しい家具や照明器具・インテリア製品の選定や設計、工事予算の把握等) |
授業方法 Class Method |
本研究科内外の経験豊富な一級建築士および構造・設備等の専門家の指導のもとに、建築設計に係る実務を約1年間にわたり体験する。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
履修登録した学生の@mwu.jpのメールアドレスに通知する。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
課題解決型学習 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
特記なし |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:実務訓練への積極的参加20点、受講態度20点、訓練内容60点 指導教員による訓練状況の調査結果に基づき評価を行う。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
最終授業で全体に対するフィードバックを行う。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
実務訓練の対象と地域との関係を、実務訓練実施上のチームや指導教員等と議論をし、理解を深める。 |
受講上の注意 Notices |
建築士試験において、実務経験年数と認められる年数を確認のうえ、履修すること。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-3生活環境を豊かにする事象に対して、デザインとの関連性にたった深い素養を身に付けている。 2.技能・表現 2-1生活環境を構成する事象を論理的に分析し、問題の解決につなげることのできる高度な技能を有している。 2.技能・表現 2-2生活環境を構成する事象に対し、定量的に分析・理解し、表現する高度な技能を有している。 3.思考・判断 3-1新たな課題に対し、論理的に考え、問題を解決する高度な能力を身に付けている。 4.態度・志向性 4-2生涯にわたり、自立して学び続けるための意欲と向上心を身に付けている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
建築士により作成したカリキュラム、課題、指導要領をもとに実践的な指導を行う。 |
教科書コメント |
シラバス参照 |