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年度 2023
科目名 公衆衛生看護管理実習
担当者名 和泉 京子・枝澤 真紀・金谷 志子・松井 菜摘
単位 1.0
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科目目的
Course Objectives
地域住民の健康を保持増進し、生活を守るための保健活動の質を保証する機能と役割の実際について理解する。各種保健医療福祉計画に基づく施策化、ソーシャルキャピタルの醸成・活用を図りながら保健サービス等を提供する保健師の役割を学ぶとともに、保健・医療・福祉の関係機関との連携・協働を行うための交渉技術の実際を学び、マネジメントを実践できる能力を習得する。災害保健活動および感染症保健活動、虐待予防といった健康危機管理の実際を理解し、必要な知識・態度を習得するとともに、健康危機管理体制の課題を探求する。
 以上を通して、公衆衛生看護管理(事例管理、地区管理、事業・業務管理、組織運営管理、予算管理、人材育成・人事管理、情報管理、健康危機管理)を展開できる能力を養う。
到達目標
Class Goal
1.地域住民の健康を保持増進し、生活を守るための保健活動の質を保証する機能と役割の実際について理解できる。
2.各種保健医療福祉計画に基づく施策化、ソーシャルキャピタルの醸成・活用を図りながら、活動方法を適切に用いて保健サービス等を提供する保健師の役割が理解できるとともに、保健・医療・福祉の関係機関との連携・協働を行うための交渉技術の実際を学びマネジメントを実践できる。
3.健康危機管理の実際を理解し必要な知識・態度を習得できるとともに、健康危機管理体制の課題を探求できる。
授業内容
The Content of the Course
地域住民の健康を保持増進し、生活を守るための保健活動の質を保証する機能と役割の実際について理解する。実習市の各種保健医療福祉計画に基づく施策化、ソーシャルキャピタルの醸成・活用を図りながら、活動方法を適切に用いて保健サービス等を提供する保健師の役割を学ばせるとともに、保健・医療・福祉の関係機関との連携・協働を行うための交渉技術の実際を学び、マネジメントを実践できる能力を習得する。災害保健活動および感染症保健活動、虐待予防といった健康危機管理の実際を理解し、必要な知識・態度を習得させ健康危機管理体制の課題を探求する。
授業計画
Class Plan
①実習地のオリエンテーションを受ける。
②以下を実施する。
・管理職者の仕事に終日同行し、管理職者の役割について把握する。
・資料や説明、会議等の場への同行により、保健医療福祉に関する計画の策定や計画に基づく施策化の実際や評価について把握する。
・資料や説明、会議等の場への同行により、ソーシャルキャピタルの醸成・活用についての地域住民との関わり、協働の実際、保健師の役割について把握する。
・資料や説明、会議等の場への同行により、保健・医療・福祉の関係機関との連携・協働を行うための交渉技術の実際について事例を通して学び、マネジメントの実際を把握する。
・資料や説明、会議等の場への同行により、災害保健活動および感染症保健活動、虐待予防といった健康危機管理の実際について把握する。
③実習最終日に最終カンファレンスを行い、実習を通しての学びを発表する。
授業方法
Class Method
臨地実習 学内での課題学習
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
R5保健師コース2年生
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アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
ディスカッション・グループワーク・プレゼンテーション・フィールドワーク
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
実習前:
①公衆衛生看護科目および関連科目の復習をする。特に、保健所、保健センターに関する法律、活動の
 対象や活動内容、関係機関・関係職種について理解しておく。
②実習市の公衆衛生看護管理の活動についてノートに整理し提出する。
③実習までに開催される西宮市議会の定例会を傍聴し、保健福祉行政に関する議会の内容について
 理解しておく。
④実習市の保健医療福祉に関する委員会や審議会で公開されているものへの傍聴をし、会の内容に
 ついて理解しておく。
実習中:
①実習記録を整理する。
②参加する会議等について、必要な情報収集を行う。
実習後:
①実習記録を整理し、不足している学習を適宜行う。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:出席状況 10点、事前学習10点、実習態度10点、会議等参加状況20点、実習記録20点、カンファレンス参加状況 10点、課題レポート20点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
課題は授業中にフィードバックを行う。レポートは評価後、授業中に解説を行う。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
西宮市に出向き実習を行う。
受講上の注意
Notices
実習開始前に伝える。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
【看護学研究保健師コース】
1.知識・理解 1-1 専門領域における幅広い専門知識と理解力を身につけている。
2.技能・表現 2-1 看護の臨床現場で生じている課題の解決・改善に向けての研究を実施し、公表できる。
2.技能・表現 2-2 保健師として、複雑困難化している健康問題へ対応できる。
3.思考・判断 3-1 臨床現場で生じている課題を科学的・論理的思考に基づいて解決する方法を見出すことができる。
4.態度・志向性 4-1 看護実践、看護教育、看護研究の発展に寄与するように、自らの実践を向上していくことができる能力を身につけている。
5.多職種間連携能力・保健行政参画力 5-1 人々の健康を支える専門職や地域住民のチームにおいて、メンバーシップを発揮するとともに、リーダーとして、メンバーの役割を尊重し、メンバー間の協働や連携を促進することができる。
5.多職種間連携能力・保健行政参画力 5-2 地域の健康課題を解決する方策を探究し、施策の企画、立案、実施および評価を行うことができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
行政で保健師として勤務。保健師活動の現場で培った経験をもとに公衆衛生看護について教授する。
教科書コメント

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