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年度 2023
科目名 看護エビデンス特論
担当者名 川端 京子・德重 あつ子・布谷 麻耶・藤田 優一
単位 1
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科目目的
Course Objectives
看護実践におけるエビデンスとは何かを理解し、エビデンスを創生ならびに発信する基盤となる能力を修得する。
到達目標
Class Goal
1.エビデンスを探求する主要な研究方法について理解し、説明できる。
2.関心領域の論文をクリティークすることにより、論点を明確にし、自らの課題解決に結びつけることができる。
3.エビデンスを創生し、発信する能力の基盤を修得することができる。
授業内容
The Content of the Course
看護学において様々な研究デザインおよび研究方法により明らかになった知見に基づく看護実践の科学的根拠および現在研究されている看護実践の方向性について、論文などを基に概説し、理論知に導く過程を探求する。これにより、エビデンスとは何かを理解し、エビデンスを創生し発信する能力を育成する。
授業計画
Class Plan
第1回 科学におけるエビデンス、デルファイ法を用いた研究のエビデンス   [藤田優一]
第2回 転倒・転落リスクアセスメントツールのエビデンス          [藤田優一]
第3回 行動分析学的アプローチを用いた炎症性腸疾患患者への食事支援プログラムの開発と
有効性の検証                             [布谷麻耶]
第4回 PRECEDE-PROCEDEモデルを用いた地域高齢者への口腔ケアプログラムの開発と有効性
   の検証                               [布谷麻耶] 
第5回 姿勢変化等に着目した大脳活性をとらえる研究            [徳重あつ子]
第6回 手指への刺激、色彩刺激等に着目した大脳活性をとらえる研究     [徳重あつ子]
第7回 看護実践におけるエビデンスとは何かを考える            [川端京子]
第8回 糖尿病腎症患者の下肢壊疽予防ケア開発のための研究         [川端京子]




授業方法
Class Method
・対面講義形式や課題に関するディスカッション等で行う。
・Classroom名は、「看護エビデンス特論 2023」である。
・上記のClassroomに、オリエンテーション資料(授業日程スケジュール、受講方法、課題提出方法、出欠確認方法等の詳細)を配信するので、最初に熟読し受講すること。
・課題提出方法や提出場所は、上記のClassroom「看護エビデンス特論 2023」を用いて行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
kd5nlpq
教員側から各学生の@mwu.jpのメールアドレス宛に「招待」メールを送る。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
学生間、学生と教員とのディスカッションを行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:前回の授業時に指示する資料を通読し、内容を理解できるように事前に調べておくこと。
復習:講義内容を復習し、次の授業までに各自で内容を整理しておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](60点)
・平常点(40点) 平常点等配点内訳:授業への積極的な取り組みの姿勢40点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業終了後に課題レポートをもとに、フィードバックを行う。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
事前に授業の課題・資料を提示するので、主体的に準備し、授業にのぞむこと。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 社会の変化に対応した看護を推進するために、経験知から新たな理論知を創生し、看護実践と研究の連続的なスパイラルの中で思考・実践できる研究能力を有している。現任教育や看護学実習教育を担うことのできる教育研究能力を有している。
3.思考・判断 3-1 社会の変化に対応した看護を推進するために、経験知から新たな理論知を創生し、看護実践、看護教育と研究の連続的なスパイラルの中で思考に基づいて解決する方法を見出すことができる。
4.態度・志向性 4-1 より幅広い視野で見識を深め、統合力・連携力・創造力と看護職のアイデンティティを基盤として、教育研究活動を個人の志向により自立して実践することができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
担当者は、看護職としての実践経験を有し、研究活動を行っている。それらの実績をいかした研究指導を行う。
教科書コメント

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