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年度 2023
科目名 建築文化論
担当者名 石田 潤一郎
単位 2
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科目目的
Course Objectives
建築のさまざまな技法、形式について、その文化的背景を認識し、建築の働きについて理解が深まる。
到達目標
Class Goal
建築は風土、社会制度、あるいは時代精神などの文化的背景によって規定される一方で、建築の働きによって景観、生活様式などを形作っている。その相互作用の様相に関する幅広い知識を得ることで、建築について
1 学生は、風土を視野に入れた考察を発表することができる。
2 学生は、歴史を視野に入れた考察を発表することができる。
3 学生は、伝統を視野に入れた考察を発表することができる。
授業内容
The Content of the Course
建築物を構成するさまざまな要素について、それぞれの歴史的変遷、あるいは地理的差異を講述し、それを通して建築と使い手、さらには社会との関係の理解を深める。まず建築物の基本的な部位について語ったのち、さまざまな形式、手法について文化的背景とのつながりを論じる。
授業計画
Class Plan
対面15回

【対面】第1回 屋根1 ――風土と材料・形態――
【対面】第2回 屋根2 ――時代と様式――
【対面】第3回 壁(1) ――囲うことの意味―― 
【対面】第4回 壁(2) ――どう築くか――
【対面】第5回 柱と梁(1) ――建築の原型――
【対面】第6回 柱と梁(2) ――広さを求めて――
【対面】第7回 窓と出入り口 ――開口部の役割――
【対面】第8回 天井と床 ――変化を続ける部位――
【対面】第9回 縁とベランダ ――内と外をつなぐ――
【対面】第10回 階段 ――垂直方向への動き――
【対面】第11回 楼閣・塔 ――高さを求める――
【対面】第12回 配置・アプローチ・結界 ――領域をつくる――
【対面】第13回 寸法と比例 ――美の法則を求めて――
【対面】第14回 仕上げ ――風景をつくる
【対面】第15回 保存と転用 ――第三の道は可能か――
授業方法
Class Method
原則対面型での授業を実施する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
共通教育科目のクラスコードは、「共通教育サイト」に一覧掲示する。
抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。
科目担当者からの招待は行わない。
「共通教育サイト」
https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html

◆Classroomへの参加登録の遅れや入室間違いは、教員からの指示が得られず課題等が未提出となる。それらが単位修得に係る評価に影響するので、十分に注意すること。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
レポート作成に当たって、テーマに即した作例を各自探して見学する。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:レジュメをあらかじめ配布するので、目を通しておくこと。
復習:パワーポイント画像を見返して、疑問点があれば解決を図り、なお不明な場合は担当教員に質問すること
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:講義ごとの小レポート 100点 
で評価する(各回100点満点で採点し、15回での平均点を最終評点とする)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
各レポートに対してコメントを記載し、返却する。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
今年度については考慮しない。
受講上の注意
Notices
【重要】
令和5年度より、受験資格制度は成績評価対象資格に変更となる。また、学修機会保障制度が始まる(授業公欠制度は廃止となる)。
★「成績評価対象資格」:共通教育科目も、週1回開講科目は5回以上、週2回開講科目は9回以上欠席すると、成績評価対象資格を喪失し、成績評価が受けられなくなる。
★「学修機会保障制度」:授業公欠制度は廃止され、新たに学修機会保障制度が始まる。
以上の2点については、Student-Guideを熟読しておくこと。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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