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年度 2023
科目名 まちづくりと地方自治の役割
担当者名 山本 晶子
単位 2
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科目目的
Course Objectives
地方公共団体(都道府県・市町村)は、私たちの暮らしに密接に関わる、多くの行政サービスを提供しており、住民生活において、多種多様な役割を果たしている。
本授業では、地方自治制度の概要と住民の暮らしやまちづくりのための取り組みを知り、行政施策の課題と解決策を考察する。
到達目標
Class Goal
(1) 地方自治に関する制度の概要を説明できる。
(2) 住民の暮らしやまちづくりのために、地方公共団体が果たしている役割や取り組みについて
  説明できる。
(3) 行政施策の問題点や課題を発見し、その解決策について自らの考えを示すことができる。
授業内容
The Content of the Course
地方自治に関する制度の概要について、地方自治法や身近な行政サービスをまじえて解説する。
住民の暮らしやまちづくりのために、地方公共団体が果たしている役割や取り組みについて、ホームページや公表資料も参考にして理解を深める。
地方公共団体の仕事が、自らの暮らしと密接なかかわりがあることを認識するとともに、行政施策の問題点や課題を見つけて、その解決策を自己の考えでまとめる。
住みたいまちの条件等について、Classroom上でプレゼンテーションを提出する。
また、地方公務員に求められる地方自治に関する基礎知識を学ぶ。
授業計画
Class Plan
遠隔オンデマンド15回

第1回  ガイダンス
第2回  地方公共団体の仕事
第3回  地方自治とは何か
第4回  地方自治制度の歴史と概要
第5回  住民の権利と義務
第6回  地方分権改革
第7回  住民基本台帳とマイナンバー制度
第8回  総合計画と行政評価
第9回  住民のくらしに関する施策(ゲストスピーカーによるweb講演と演習を予定)
第10回 健康福祉と子育てに関する施策
第11回 環境とまちづくりに関する施策
第12回 教育と文化、スポーツに関する施策
第13回 行政施策の問題点と課題の解決
第14回 プレゼンテーション
第15回 授業の総まとめ

(注1)トピックの内容や順番は授業の進行状況等によって変わることがある。
(注2) 第1回目の授業が始まるまでにClassroomにガイダンス概要をアップするので、受講予定
    者は受講登録の前に必ず熟読しておくこと。

授業方法
Class Method
※この授業は遠隔(オンデマンド型)で行う。
授業資料について授業動画での解説を聞いて、理解を深める。
授業で得た知識の理解度は、Classroom上の理解度チェックにより確認する。
理解を定着させ、知識の応用力を育成するため、課題やミニレポート、プレゼンテーションをClassroom上で提出する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
共通教育科目のクラスコードは、「共通教育サイト」に一覧掲示する。
抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。
科目担当者からの招待は行わない。
「共通教育サイト」
https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html

◆Classroomへの参加登録の遅れや入室間違いは、教員からの指示が得られず課題等が未提出となる。それらが単位修得に係る評価に影響するので、十分に注意すること。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
各自が作成した課題やミニレポート等を匿名で共有し、科目担当者の講評や他の受講生の感想や意見をフィードバックする。授業内の共有ドライブに各自が作成したプレゼンテーション作品を保存し閲覧する。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
1 予習:授業計画や事前に示す授業概要に記載のキーワードについて事前に調べておくこと。
2 復習:授業内容を復習し、要点をノートにまとめておくこと。
3 地方公共団体の仕事に興味を持ち、関連する情報について自らの問題意識をノートにまとめて
  おくこと。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:理解度チェックおよびミニレポート 55点(5点×11回) 
課題 15点 プレゼンテーション 20点 課題等への取り組みの主体性や積極性 10点
   

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
・課題やミニレポート等のテーマと提出期限は授業内で説明する。
・課題やミニレポート等へのフィードバックは授業内で解説・講評する。
・課題やミニレポート等の回答は、授業において匿名で共有する。
・プレゼンテーション作品を授業内の共有ドライブに保存し閲覧する。

教科書
Textbook
毎回、授業資料を配信する。
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
西宮市のホームページや公表されている関係資料を参考に学習する。
受講上の注意
Notices
受講を希望し履修を許可されたら、必ず第1回授業に出席し、ガイダンスを受けること。
第1回授業を欠席した場合は、授業動画を視聴しガイダンスを受けること。

【重要】
令和5年度より、受験資格制度は成績評価対象資格に変更となる。また、学修機会保障制度が始まる(授業公欠制度は廃止となる)。
★「成績評価対象資格」:共通教育科目も、週1回開講科目は5回以上、週2回開講科目は9回以上欠席すると、成績評価対象資格を喪失し、成績評価が受けられなくなる。
★「学修機会保障制度」:授業公欠制度は廃止され、新たに学修機会保障制度が始まる。
以上の2点については、Student-Guideを熟読しておくこと。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
地方公務員として勤務していた経験を基に、授業を展開する。
教科書コメント

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