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年度 2023
科目名 環境問題の歴史
担当者名 井上 尚之
単位 2
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科目目的
Course Objectives
21世紀の最大の課題は環境問題の解決である。21世紀に生きる皆さんに必要なものは、環境破壊や環境問題に関する知識と環境影響に対する秀でた感受性である。本講義では、古代ギリシャから現在までの環境問題の歴史を学びその教訓をいかに生かしていけばよいかを考える。
到達目標
Class Goal
過去の環境問題がいかに生じてきたか、またどのように解決されてきたかをプレゼンできるレベルを目指す。
授業内容
The Content of the Course
古代ギリシャ・ローマ、イスラム、中世ヨーロッパ、産業革命期、産業革命期以降の世界の環境問題の歴史を学ぶ。さらに明治以降の日本の環境問題の歴史も学ぶ。いかに環境問題が生じてきたかを学ぶことによって現代の環境問題を考える視点を養うことができる。
授業計画
Class Plan
全15回全て対面授業
1 古代ギリシャの環境破壊
2 古代ローマの環境問題
3 イスラムの環境破壊
4 中世ヨーロッパの環境破壊
5 中世ヨーロッパの石炭による大気汚染
6 フミフギウム―世界初の公害摘発本
7 1664年二重体児出現
8 環境破壊とペスト大流行
9 産業革命の影
10 産業革命期の塩酸雨
11 アルカリ法制定の効果
12 産業革命以降の大気汚染
13 日本の環境汚染の歴史
14 総括試験
15 総括試験返却と総復習
 以上の内容等を教授する予定である。
授業方法
Class Method
全15回全て対面授業を実施する。
学生に授業中に教科書を読んでもらい、その内容について講師や他の学生からの質問に答えてもらう。


Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
共通教育科目のクラスコードは、「共通教育サイト」に一覧掲示する。
抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。
科目担当者からの招待は行わない。
「共通教育サイト」
https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html

◆Classroomへの参加登録の遅れや入室間違いは、教員からの指示が得られず課題等が未提出となる。それらが単位修得に係る評価に影響するので、十分に注意すること。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
授業方法に示した通り。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:次回授業予定範囲の教科書を読む。疑問点をノートに書き留め授業中に解決する。授業を聞いても解決しない時は授業後に聞きに来ること。(90分)
復習:授業後、教科書やノートを見直して知識を確実にする。(90分)
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:マイクを通しての授業中の発表45点(3点×15回)
総括試験55点(55点×1回)

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
総括試験は最終授業で返却する。
教科書
Textbook
科学技術の発達と環境問題 2訂版/井上尚之著/東京書籍
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
・第1回目より教科書を使用するので、必ず購入して第1回から教科書を持参すること。

【重要】
令和5年度より、受験資格制度は成績評価対象資格に変更となる。また、学修機会保障制度が始まる(授業公欠制度は廃止となる)。
★「成績評価対象資格」:共通教育科目も、週1回開講科目は5回以上、週2回開講科目は9回以上欠席すると、成績評価対象資格を喪失し、成績評価が受けられなくなる。
★「学修機会保障制度」:授業公欠制度は廃止され、新たに学修機会保障制度が始まる。
以上の2点については、Student-Guideを熟読しておくこと。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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