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年度 2023
科目名 中国文化論
担当者名 蒋 海波
単位 2
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科目目的
Course Objectives
中国文化は古代から隣国日本に少なからず影響を与えてきた。中国は今後も日本の最も密接な関係を有する国である。この講義の目的は豊かな奥深い中国文化の基礎知識を概説することにある。
到達目標
Class Goal
学生が受講を通じて中国文化のみならず、日本文化との関連についても興味を持ち、今後の生活と仕事に役に立つことを目標とする。
授業内容
The Content of the Course
第一部分「風土と民族」(第1〜3回)は、多様な環境から生み出された文化、移動と融合によって形成されてきた「中華民族」の変遷を説明する。第二部分「伝承と沈殿」(第4〜6回)は、中国文化を伝承する最も重要な媒体である漢字について解説する。第三部分「家族と統合」(第7〜9回)は、中国人の家族・宗族制度とこれを基礎とした社会のあり方を解説する。第四部分「教養と娯楽」(第10〜12回)は、教養として文学と絵画、人々の心を引きつける演劇の魅力を映像によって感じてもらう。第五部分「心と体」(第13〜15回)は、中国人の多様な宗教信仰、パワーの源である中華料理の魅力を伝える。
授業計画
Class Plan
対面15回

 第1回 黄土と大河の文明:住居と城郭
 第2回 水は低いところへ:移民の実態
 第3回 多民族国家の道程:融合する民族
 第4回 文化を伝承するアイテム:言語と文字
 第5回 知識と智慧の学びかた:学校と科挙
 第6回 人との接し方、物の見方:学術と思想
 第7回 人々を守るのは誰か:家族と宗族
 第8回 天下とは何か:朝廷と江湖
 第9回 統合はいかに持続するのか:官僚制度の変遷
 第10回 漢字からの贈り物:漢文学という魔法
 第11回 墨と筆が描きだす理想郷:絵画の世界
 第12回 人々を魅了するパワー:演劇の醍醐味
 第13回 心を強くする救済法:宗教と信仰
 第14回 民は食を以て天となす:料理と文化
 第15回 災害に立ち向かう智慧:風水の可能性
授業方法
Class Method
基本は講義形式で進めるが、一部で映像の観賞とその解説によって行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
共通教育科目のクラスコードは、「共通教育サイト」に一覧掲示する。
抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。
科目担当者からの招待は行わない。
「共通教育サイト」
https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html

◆Classroomへの参加登録の遅れや入室間違いは、教員からの指示が得られず課題等が未提出となる。それらが単位修得に係る評価に影響するので、十分に注意すること。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
学生の質問や感想に対して、教室で解説、回答し、必要に応じて補足資料を提示します。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:授業計画に記載されている中国文化に関するキーワードについて一つを調べて、その結果をミニレポートに反映する。
復習:授業内容についてミニレポートで積極的に質問をしてもらいたい。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:小レポート5点×15回。授業への積極的参加度(25点)の評価は、小レポートのうち、最少5回の質問の内容が講義との融合度に着目し、それを評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
小レポートは評価後、授業中に一部解説・回答を行う。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
【重要】
令和5年度より、受験資格制度は成績評価対象資格に変更となる。また、学修機会保障制度が始まる(授業公欠制度は廃止となる)。
★「成績評価対象資格」:共通教育科目も、週1回開講科目は5回以上、週2回開講科目は9回以上欠席すると、成績評価対象資格を喪失し、成績評価が受けられなくなる。
★「学修機会保障制度」:授業公欠制度は廃止され、新たに学修機会保障制度が始まる。
以上の2点については、Student-Guideを熟読しておくこと。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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