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年度 2023
科目名 SOAR 人生100年をきり拓く力
担当者名 高橋 享子・榎並 直子・佐藤 滋之・神栄 美穂・高橋 千枝子・髙畠 桂子・田和 真希・中尾 賀要子・西尾 亜希子・山本 晶子・米田 紀子
単位 2
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科目目的
Course Objectives
「人生100年時代」と言われる現代においては、科学技術の進展や社会構造の変化などにより、これまで以上に長期的な視点から今後の人生を捉え、どのように生きていくかを考える必要がある。
本科目では、ジェンダー、セクシュアリティについて基本的理解を得ると共に、ヘルスケアや法律および社会制度等の知識を多角的に得て、自分自身のライフプランやキャリアデザインについて考える契機とすることを目的とする。
到達目標
Class Goal
・人生100年時代における、社会環境の変化を説明できる。
・ジェンダーやセクシュアリティの基本を理解し、基本的用語を説明できる。
・現代社会における女性を取り巻く課題に問題意識をもって説明できる。
・自分自身のライフプランやキャリアデザインを考えるのに必要な知識を得て、自分の考えをまとめて発表することができる。
授業内容
The Content of the Course
・本科目は、はMUKOJO未来教育プログラムSOAR※(以下、「SOAR」)の基礎編である。SOARは、政治・経済のグローバル化やAIの進展等による社会環境の変化に対応し、主体性・論理性・実行力・復元力をもって、自らの意思で人生をきり拓き、飛翔する女性を育成することを目的としたプログラムである。
・女性が今後の人生100年時代と言われるマルチステージをどのように生きていくのか、ジェンダー、セクシュアリティについて基本的理解を得ると共に、自分自身のライフプランやキャリアデザインを考えるために必要な知識を学ぶ。
※SOARは飛翔するという意味を持つ。
授業計画
Class Plan
遠隔オンデマンド15回
第1回 ガイダンス(SOARの概要・社会環境の変化・授業の進め方等)
    (共通教育部 山本 晶子)   
第2回 ジェンダーに関する基本的理解①
    (共通教育部 西尾 亜希子)
第3回 ジェンダーに関する基本的理解②
    (共通教育部 西尾 亜希子)
第4回 セクシュアリティに関する基本的理解①
    (教育研究所 中尾 賀要子)
第5回 セクシュアリティに関する基本的理解②
    (教育研究所 中尾 賀要子)
第6回 女性のためのヘルスケア
    (共通教育部 高畠 桂子)
第7回 女性のためのライフプランニング
    (共通教育部 田和 真希)
第8回 情報革新と社会-AIの進展と可能性 
    (生活環境学部 榎並 直子)
第9回 女性を取り巻く現代社会と法
    (共通教育部 米田 紀子)
第10回 働く女性を守る法と社会制度
    (共通教育部 山本 晶子)
第11回 女性のためのマーケティング
    (経営学部 高橋 千枝子)
第12回 女性の仕事環境とキャリアデザイン
    (経営学部 高橋 千枝子)
第13回 外資系企業でのキャリアデザイン
    (経営学部 神栄 美穂)
第14回 グローバル社会での活躍
    (食物栄養科学部 佐藤 滋之)
第15回 人生100年をきり拓く力とは
(食物栄養科学部 高橋 享子)

(注1)トピックの内容や順番は授業の進行状況等によって変わることがある。
(注2) 第1回目の授業が始まるまでにClassroomにガイダンス概要をアップするので、受講予定者は受講登録の前に必ず熟読しておくこと。
授業方法
Class Method
※この授業は遠隔(オンデマンド型)で行う。
また、複数の教員によるオムニバス形式の授業である。

・授業資料について授業動画での解説を聞いて、理解を深める。
・授業で得た知識の理解度は、Classroom上のコメントシートにより確認する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
通教育科目のクラスコードは、「共通教育サイト」に一覧掲示する。
抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。
科目担当者からの招待は行わない。
「共通教育サイト」
https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html

◆Classroomへの参加登録の遅れや入室間違いは、教員からの指示が得られず課題等が未提出となる。それらが単位修得に係る評価に影響するので、十分に注意すること。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
・学生は学んだことをコメントシートで回答し、科目担当者が内容を確認してClassroom上でフィードバックする。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
【予習】
・授業計画やガイダンスで示す授業概要に記載されているキーワードについて事前に調べておくこと。
・授業内容に関連する情報を収集し、自らの問題意識をノートにまとめておくこと。
【復習】
・授業内容を復習し、要点をノートにまとめておくこと。
・授業時に指示のあった関連文献を調査したり、関連図書等を読んだりして理解を深めること。

評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:コメントシート(第1回2点、第2~15回各7点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
・コメントシートは、内容を確認してClassroom上でフィードバックする。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
(1)『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』/リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著/池村 千秋 訳/東洋経済新報社
(2)『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)2 ―100年時代の行動戦略』/リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著/池村 千秋 訳/東洋経済新報社
(3)『LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』/シェリル・サンドバーグ 著/川本 裕子 その他/村井 章子 訳/日本経済新聞出版社
(4)世界を変えた10人の女性科学者/キャサリン・ホイットロック/ロードリ・エバンス著/伊藤伸子訳 大隈典子解説/化学同人
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
・本科目は、女性活躍総合研究所が提供する科目である。
・受講を希望し履修を許可されたら、必ず第1回授業に出席し、ガイダンスを受けること。
・第1回授業を欠席した場合は、授業動画を視聴しガイダンスを受けること。
・コメントシートは指定日時までに提出すること。遅れた場合は0点・遅刻扱いとし、未提出者は欠席扱いとする。

【重要】
令和5年度より、受験資格制度は成績評価対象資格に変更となる。また、学修機会保障制度が始まる(授業公欠制度は廃止となる)。
★「成績評価対象資格」:共通教育科目も、週1回開講科目は5回以上、週2回開講科目は9回以上欠席すると、成績評価対象資格を喪失し、成績評価が受けられなくなる。
★「学修機会保障制度」:授業公欠制度は廃止され、新たに学修機会保障制度が始まる。
以上の2点については、Student-Guideを熟読しておくこと。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
医療機関、公衆衛生機関、行政機関、企業、法律事務所において実務経験のある教員が授業を担当する。
教科書コメント

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