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年度 2023
科目名 理科指導法Ⅲ
担当者名 村田 成範
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
1.当該教科の授業を実施するための教科指導力・授業実践力を修得する。
2.授業を行うにあたって必要な「教師としての振る舞い」を学ぶ。
到達目標
Class Goal
①模擬授業において授業を実施できる。
②模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身につけている。
③発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置づけを考察することができる。
授業内容
The Content of the Course
指導計画を作成するためには、学習指導要領の成り立ちや目標をしっかり理解することから始まる。そして教材や指導内容の構造を分析し、既に学んだ指導原理や指導方法に基づいて、いくつかの単元について指導計画をたて、学習指導案を作成する。その過程で実験・観察の具体的な指導技術、板書などの指導技術について、模擬授業などを通して学ぶ。
授業計画
Class Plan
第1回 理科教育の目的、内容、方法
第2回 学習指導要領の目標と教育内容・教材理解(全5回)、中学校理科・第1分野
第3回 中学校理科・第2分野
第4回 高等学校理科・科学と人間生活および理科課題研究
第5回 高等学校・物理および化学分野
第6回 高等学校・生物および地学分野
第7回 教材開発と教材解釈(指導計画の立案1)★レポート
第8回 ICT を活用した授業の学習指導案作成(指導計画の立案2)
第9回 指導案の作成(単元目標、単元構成、教材解釈)
第10回 指導案の作成(本時の目標、展開、質問への対応)
第11回 ICT を活用し模擬授業
第12回 模擬授業と反省・評価・改善 ★レポート
第13回 授業の反省・評価のあり方・授業者としての心構え
第14回 個に応じた指導計画作成・表示方法の工夫(Google Classroomの利用含む)
第15回 研究授業と反省・評価・改善の意義 (総括)★最終レポート
授業方法
Class Method
基本的に講義形式であるが、各回の課題に関する議論をしたり、模擬授業の準備作業をした後に実施して相互評価を取り入れるため、積極的な参加が求められる。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
別途、info@MUSESにて連絡する。
教員からmwu.jpアドレス宛に招待メールを送信する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
履修学生同士で課題を議論するアクティブ・ラーニングの形態をとり、レポート作成や模擬授業に活かす。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
本科目の単位数は2である。本学では、45時間の学修時間を必要とする内容の授業科目に1単位を認定することを標準としており、学修時間には、授業時間だけでなく、予習・復習等授業時間外での学修時間も含まれるとされている。
授業中に次回の予告をするので、関連する事柄について参考書などで予習して来ること。毎回、議論や確認の口頭試問などを実施するので、分からなかった項目については復習しておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](60点)
・平常点(40点) 平常点等配点内訳:模擬授業等の発表内容(40点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業内容に関する疑問点や理解不足な点、レポート内容に関する改善点などを、次の回の授業中に提示して授業内容に盛り込む。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
中学校学習指導要領/文部科学省/ 
高等学校学習指導要領/文部科学省/ 
地域との連携
Cooperation with the Community
特になし。
受講上の注意
Notices
教職課程履修学生は、この授業科目受講終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
Ⅴ 中高教科の専門性を踏まえて、授業等を計画的に実践する。
Ⅷ 教職実践と関連づけて、自らの探求課題を認識・発見し、探求し続ける。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
小・中・高校での出張授業・出前実験講義の経験から、授業の組み立て方や教材の作成法など理論的・具体的な方法論を議論する。
教科書コメント

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