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年度 2024
科目名 漢文入門
担当者名 村田 浩
単位 2
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科目目的
Course Objectives
漢文の訓読法と基礎的な読解力を身につける。また本科目は、中高教科国語、高校教科書道を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
大学での学習・研究に必要な、漢文の読解力の基礎を身につけている。教職課程履修学生は、学修内容を当該の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
漢文は日本語のいわば骨格であり、日本語能力を向上させる目的をも持つ本学科において最も基礎的かつ重要な教養である。漢文訓読のための基礎知識を確認するとともに、中国文化に触れ、更に日本文学・日本文化に及ぼした影響をも見る。
授業計画
Class Plan
第1回:ガイダンス、古典中国語の構造
第2回:古典中国語を読むための工夫(1)漢字の音読みと訓読み
第3回:古典中国語を読むための工夫(2)漢文訓読、送り仮名
第4回:古典中国語を読むための工夫(3)返り点ほか
第5回:書き下し文、置き字と助字 小テスト1回め
第6回:再読文字
第7回:句法(1)否定と禁止
第8回:句法(2)受け身と使役
第9回:句法(3)疑問と反語
第10回:句法(4)仮定 小テスト2回め
第11回:句法(5)比較と選択
第12回:句法(6)限定と強調
第13回:句法(7)抑揚と累加
第14回:句法(8)感嘆 小テスト3回め
第15回:漢詩について 押韻、対句、平仄
定期試験
授業方法
Class Method
配布したプリントに従い、講義する。毎回の文法解説の後、ごく短い文を読むことがある。また、復習のために、2回か3回の小テストを行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
予習・復習時だけでなく、授業中にも漢和辞典を使って字を調べ、考察を行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
事前に教材プリントを配布するので、必ずそれを読んで予習してくること。
教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領および教科書等を積極的に活用する。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(60点)

・平常点(40点) 平常点等配点内訳:小テスト(20点)、授業への積極的参加度(20点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業中、およびその前後に対応する。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
テキストは事前に配布するので、予習をしてくること。
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 日本語および日本文学に関する基礎的また専門的知識を修得している。
3.思考・判断 3-1 日本語・日本文学に関して身につけた専門的知識を捉えかえし、批判的に考察する能力を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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