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年度 2024
科目名 日本語教授法実習
担当者名 甲斐 三五代
単位 1
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科目目的
Course Objectives
実習を通して、外国語としての日本語を教える難しさと面白さや異文化理解の大切さに気づき、教育実践の基礎を身につける。
到達目標
Class Goal
国内外での日本語教育実習に向けて、準備が整っている。
授業内容
The Content of the Course
日本語を教えるということはどういうことか、基本的な授業計画、練習・活動など実習を通して、教育実習に向けての技術を習得する。
実際の教え方を参考にしながら、教育実習に向けて準備を行う。

本科目は日本語教員養成課程に関連づけられており、日本語教師【養成】における必須の教育内容のうち(21)日本語教育プログラムの理解と実践 (27)授業計画 (28)教育実習 (30)授業分析・自己点検能力 (49)対人関係能力を含む。
授業計画
Class Plan
第1回 実習の意義と心構え
第2回 教授法:多様化する日本語学習者「言語知識と言語技能」
第3回 初級の授業の流れと日本語教案作成のポイント➀
第4回 初級の授業の流れと日本語教案作成のポイント➁
第5回 実際の授業:課題1と教案作成
第6回 実際の授業:模擬授業1と振り返り
第7回 実際の授業:課題2と教案作成
第8回 実際の授業:模擬授業2と振り返り
第9回 実際の授業:課題3と教案作成
第10回 実際の授業:模擬授業3と振り返り
第11回 実際の授業:課題4と教案作成
第12回 実際の授業:模擬授業4と振り返り
第13回 実際の授業:ICTと評価方法&教師の成長
第14回 実際の授業:模擬授業(自由課題)まとめ
第15回 実際の授業:模擬授業(自由課題)まとめ


授業方法
Class Method
各項目につき解説を受けた後、受講生を「日本語学習者」に見立てて模擬授業、実習を行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
30132(土:1)i2lclkx
30133(土:2)nmelrtm

アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
・内省とピア・ラーニング
・教師役と学習者役でグループで模擬授業を行う。
・「計画・実行・振り返り」を通して学習者自身の気づきや発見を促す。
・気づきや発見をクラスでシェアすることを通して理解を深める。

準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
授業での講義を参考に事前に教案作成・練習を繰り返し、実践に必要な準備をすること。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:・模擬授業で必要な「教案作成・振り返り」60点、「実技(模擬授業)」30点、積極的な授業参加度10点

*上記の内、模擬授業(自由課題)は「教案作成・振り返り」20点と「実技」10点とする

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
評価表を使用し、個別にコメントを行う。必要に応じて再提出を求める。
教科書
Textbook
できる日本語 初級 本冊/田中美帆、立石恵美子/株式会社アルク
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
特になし
受講上の注意
Notices
模擬授業の準備は必須
事前講義と模擬授業発表の2回で1つの授業。やむを得ない事情で模擬授業準備ができなかった場合でも発表回には「学習者役」で参加すること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解1-1日本語および日本文学に関する基礎的・専門的知識を修得している。
2.技能・表現2-1日本語のしくみ・特性を深く理解し、自らの思考を他者に対して的確に発信する能力を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
現職日本語教師。勤務機関での経験を生かし実践的な日本語教育を行う。
養成講座講師。日本語教師養成講座の実践系の授業を基に実習の授業を行う。
教科書コメント

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