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年度 2024
科目名 日本語教育史
担当者名 林 貴哉
単位 2
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科目目的
Course Objectives
第二言語教授法の歴史と日本語教育の変遷を時代的・社会的背景の中で理解する。
到達目標
Class Goal
日本語教育の変遷を時系列に沿って把握している。
授業内容
The Content of the Course
日本語教育の変遷を理解するために、(1)日本語教育史、(2)国内の日本語教育、(3)海外の日本語教育、(4)第二言語教授法の歴史、(5)日本語教育における教材・評価、について学ぶ。知識として身に付け、その知識が実践でどのように活かされるのかについても学ぶ。

本科目は日本語教員養成課程に関連づけられており、日本語教師【養成】における必須の教育内容のうち(4)日本語教育史 (5)言語政策 (6)日本語の試験 (7)世界と日本の日本語教育事情 (9)言語政策と「ことば」 (24)教授法を含む。
授業計画
Class Plan
第1回 オリエンテーション/日本語教育史① 戦前・戦中の日本語教育史
第2回 日本語教育史② 戦中の日本語教育史
第3回 日本語教育史③ 戦後の日本語教育史
第4回 国内の日本語教育① 国内の多様な日本語学習者
第5回 国内の日本語教育② 国内の多様な日本語教育機関
第6回 海外の日本語教育① 国内と海外の日本語教育の違い
第7回 海外の日本語教育② 海外における日本語教育の概要、全体像
第8回 第二言語教授法の歴史① 文法訳読法から直接法へ
第9回 第二言語教授法の歴史② 構造言語学と教授法
第10回 第二言語教授法の歴史③ 認知心理学と教授法
第11回 第二言語教授法の歴史④ コミュニカティブ・アプローチと新しい教授法
第12回 日本語教育における教材・評価① 日本語学習教材の変遷
第13回 日本語教育における教材・評価② 日本語教育における評価
第14回 日本語教育における教材・評価③ 日本語能力を測るテストの変遷
第15回 総括
授業方法
Class Method
講義が中心の授業である。
毎回、授業では授業内課題または小テストを実施する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
xjwztka
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
必要に応じてグループワークを行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:授業計画に記載されているキーワードや授業時に指示する内容について事前に調べておくこと。
復習:授業内容を復習し、小テストの準備を行う。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業課題(50点)、小テスト(50点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業内でフィードバックを行う。提出された課題を次の授業で全体にシェアし、フィードバックを行うこともある。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
日本語教育能力検定試験に合格するための世界と日本16/岡田 英夫/アルク
やさしい日本語指導3 日本語教育の歴史と現状/国際日本語研修協会/凡人社
日本語教育 よくわかる教授法 「コースデザイン」から「外国語教授法の史的変遷」まで/小林ミナ/アルク
新・はじめての日本語教育2[増補改訂版] 日本語教授法入門/高見澤孟/アスク
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解1-1日本語および日本文学に関する基礎的・専門的知識を修得している。
3.思考・判断3-1日本語・日本文学に関して身につけた専門的知識を捉えかえし、批判的に考察する能力を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
日本語教育に携わってきた経験をもとに、第二言語習得に関する知識を、具体的な日本語教育の場面例を交えながら教授する。
教科書コメント

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