シラバス参照 |
年度 | 2024 |
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科目名 | Academic WritingⅠ |
担当者名 | 廣田 典子・古川 拓磨・山口 良子 |
単位 | 1 |
科目目的 Course Objectives |
本科目の目的は文章を書くのに必要な基本的能力を身につけることである。 本科目は、中高教科英語を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。 |
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到達目標 Class Goal |
本授業では下記の項目を到達目標とする。 ・パラグラフを書くことができる ・正確な表現を使うことができる ・簡単な要約ができる なお、教職課程履修学生は、学修内容を当該の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。 |
授業内容 The Content of the Course |
授業では、事前執筆、計画、草案、修正、編集 (pre-writing, plannning, drafting, revising, and editing) のプロセスに従って、適切に構成されたパラグラフの基本を学ぶ。 特に初期の段階では、日本語と英語の両方を使いながら、大学で必要とされるアカデミックライティングについて学ぶ。学生は、パラグラフを書くことに加えて、ライティングの「流暢さ」を高めるためにフリーライティングやジャーナル(日記)執筆を行うように求められる。 このコースは、後期のAcademic Writing IIと関連しており、学生が国内外の大学レベルで学術的議論に参加できるようにすることを目的としている。これらの授業を履修することで、米国ワシントン州スポケーンにある MUSC (武庫川女子大学米国キャンパス) での学習の準備に備えるものである。 ★課題について 1. ジャーナル: 学生は日記をつけるように求められる。 これは、楽しみながら英語で頻繁に文章を書くことを習慣化し、多量の文章を書くことを目的としている。 間違いをあまり気にせずに書くこと。 これはオンラインまたは紙で回収する(授業内で指示)。 2. パラグラフライティングの課題: 各章で、1 つ以上のパラグラフライティングの課題が割り当てられる。 学生は、草案(draft)を計画し、執筆し、フィードバックを受け、改訂 (revise)する。 3. ポートフォリオ: 学生は、学期の終わりに自分の成長を確認できるように、各課題 (パラグラフライティングとジャーナル) を管理する必要がある。 オンライン上で作成した課題についても、印刷してファイリングしておくこと。教員が学生に学期末にポートフォリオの提出を求める場合がある(ポートフォリオは後日返却)。 |
授業計画 Class Plan |
第1回: 授業オリエンテーション、導入、自己紹介 (アイスブレーキングなど) 第2回: Chapter 1: The Sentence and the Paragraph 第3回: Chapter 1 第4回: Chapter 1 第5回: Chapter 1 第6回: Chapter 2: Descriptive Paragraphs 第7回: Chapter 2 第8回: Chapter 2 第9回: Chapter 2 第10回: Chapter 2 第11回: Chapter 3: Example Paragraphs 第12回: Chapter 3 第13回: Chapter 3 第14回: Chapter 3 第15回: Chapter 3 |
授業方法 Class Method |
Academic Writing I では、学術的な文章を書くことを学ぶ。 教科書の例を参考に、また、日本語の例も取り入れながら、学生は独自のtopic sentence (a topic + a controlling idea)、supporting sentences、およびconcluding sentenceを書くことを学ぶ。ブレインストーミング、アウトライン(概要の骨子作り)、執筆、改訂の方法も学びます。 クラスでは、学生は、読み手と書き手の目的の特定、剽窃(plagiarism)を避けるために正しく引用する方法、クラスメートにフィードバックをしたり、してもらったりすること(peer feedback)、結束性と一貫性、段落のフォーマットの仕方など、ライティングに関するさまざまなトピックについても学ぶ 課題としてさまざまな段落を作成し、教員からのフィードバックを受けて修正し、発展させる。 授業外では、英語で書くことに慣れるため、フリーライティングの一環として執筆日記をつけます(ジャーナル)。 日記については、文法やその他のミスについて減点されたり修正されることはない。 剽窃はいかなる状況においても容認されない。 これには、自己剽窃や別の授業のために執筆した課題を提出することが含まれる。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
古川拓磨 火曜3限 クラスコード eewimck 山口良子 火曜3限 クラスコード 2zicjfo 廣田典子 火曜4限 クラスコード c4srnzg 山口良子 火曜4限 クラスコード xxkeyzl |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
グループワーク、ピアフィードバック、協働ライティング (collaborative writing and co-authoring) |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
学生は毎週ジャーナル(紙またはオンライン)を執筆する。 さらに、全てのライティング課題を印刷してファイリングし、ライティングポートフォリオを作成する。 学内のライティングプラザに行って自分の執筆物のチェック受けることを推奨。 【教職過程】 教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領および教科書等を積極的に活用する。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:・平常点(100点) 平常点等配点内訳: 1. ジャーナル(日記)20%; 2. パラグラフ課題 60% (Chapter 1: 20点, Chapter 2: 20 点, Chapter 3: 20 点) 3. 積極的参加 20% |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
学期を通して、課題関するフィードバックを行う。フィードバックはオンラインコメントや口頭で行うこともある。 |
教科書 Textbook |
Effective Academic Writing Level 1 (2nd Edition)/Alice Savage and Masoud Shafiei/Oxford University Press |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
【AIや自動翻訳について】 ・生成AIや自動翻訳、自動添削ソフトなどの使用については、担当者の許可がある場合のみ、指示に従いながら使用すること。 ・課題を作成するためではなく、学習のために使うこと。使用した箇所や目的について、授業担当者から求められた場合に開示できるようにしておくこと。 ・自分の考えを表現するために、他者やAIのアウトプットを批判的に検討すること。 ・自律した書き手になることを目標として意識しておくこと。 【剽窃について】 ・自分が執筆したもの以外を自分の成果として提出することは剽窃とみなされる。これには、他者やAIが書いた文章、自分が過去別のクラスに提出した文章(自己剽窃)も含まれる。 【辞書の使用について】 わからない単語があれば辞書を引き、発音と語法(用例)も含めて確認すること。授業にも持ってきて、適宜使用すること。授業中のアクティビティなどで辞書を使わないようにといった特別な指示がある場合は除くが、その場合でも後で必ず確認し、あいまいなままで放置しないようにすること。『ジーニアス英和辞典』(大修館書店)やLongman Dictionary of Contemporary English(Pearson)など、大手の出版社から出版されている信頼できる辞書の使用を推奨します。 【教職過程】 教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
2.技能・表現 2-1 実践的な英語によるコミュニケーションを理解し、効果的に発信することができる。 2.技能・表現 2-2 専門分野の英語を理解し、英語で発信することができる。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
シラバス参照 |