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年度 2024
科目名 日本史料概説
担当者名 竹内 亮
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
歴史学の素材である史料について、文献史料およびその他の史料を概観する。そのうえで日本史学が対象とする文献史料の種類、史料の収集・検索方法を学び、文字情報を文献史料として扱う方法を身につける。また、本科目は、中学教科社会および高校教科地歴を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一つの目的とする。
到達目標
Class Goal
史料に基づき、客観的に歴史的事象を究明する技法と態度を身につけている。文献資料の適切な検索方法、収集方法を理解している。教職課程履修者は、学修内容を当該の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
歴史学の素材である史料について、文献史料およびその他の各種史料を概観する。そのうえで日本史学が対象とする史料の種類、史料の収集・検索方法を学び、歴史的諸情報を史料として扱う方法を身につける。また、本科目は、中学教科社会および高校教科地歴を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一つの目的とする。
授業計画
Class Plan
第1回:導入―歴史学における史料とは―
第2回:文献史料(1)―文献史料の概要―
第3回:文献史料(2)―日本古代の文献史料―
第4回:文献史料(3)―日本中世の文献史料―
第5回:文献史料(4)―日本近世の文献史料―
第6回:文献史料(5)―日本近代の文献史料―
第7回:文献史料(6)―人名・系図・花押・印章―
第8回:出土史料(1)―考古学と文献史学―
第9回:出土史料(2)―木簡・墨書刻書土器・漆紙―
第10回:金石史料―書記媒体としての金属・石材―
第11回:図像史料―絵画・彫刻・写真・映像―
第12回:地理史料―地図・地名・地割・地形―
第13回:民俗史料―年中行事と伝承―
第14回:文学作品と史料―創作と史実の間―
第15回:まとめ―史料の保存と活用―
授業方法
Class Method
講義形式で行う。授業中に数回の小レポートを課し、その提出状況と内容によって平常点を計上する。期末には授業内容の理解度を測るため筆記試験を行う。授業は授業配付資料の内容に添って行い、試験は原則として配付資料の記述内容から出題する。評価は平常点と試験によって行い、試験をより重視する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
初回授業までにクラスルームに招待します。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
受講者は課された小レポートを提出し、教員は口頭コメント等の形でフィードバックを行う。受講者はそれを参考にして次回の小レポート内容を改善するよう努める。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習用資料を事前配布する場合があるので、その際は配布した資料による予習を要する。また、授業で用いた資料や授業中に指示した参考資料等による復習を要する。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(40点)

・平常点(60点) 平常点等配点内訳:第6回・第10回・第14回授業で小レポートを実施し、それぞれ最大20点を与える(20点×3回)。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
受講者はClassroom を使用してオンラインで小レポートを提出する。教員はレポート提出締切後の授業中に口頭コメント等の形でフィードバックを行う。
教科書
Textbook
授業配付資料を用いる。
参考書
Reference Books
『歴史の読み方』/朝日新聞社/朝日新聞社
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現2-2史・資料を正確に読解し、それを分析的かつ客観的に評価するための能力を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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