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年度 2024
科目名 日本語表現Ⅱ
担当者名 高木 史人
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
場面に応じた言葉の使い分けや待遇表現、「手紙文」やお知らせなどの「公用文」の作成、ひな型についての基礎的知識も習得させ、中学校国語を教授するにふさわしい基礎的知識および技能を深化させることを目的とする。
到達目標
Class Goal
(1)中学校国語を教授するにふさわしい基礎的知識および技能を深化させることを目的とする。
(2)書き言葉だけでなく、音声言語の活動を通して国語で正確に理解し適切に表現することができる。
(3)自分の意見や考えを適切に表現するためのプレゼンテーションの実践や聞き取り確認ができる。
授業内容
The Content of the Course
「日本語表現Ⅰ」を踏まえて『国語2』『国語3』教科書を中心に用いてさらに深化させる。
方法は「日本語表現Ⅰ」に準じて行い、『中学校学習指導要領国語編解説』および実際の教科書を用いて、学習指導要領の構成を理解すると共に中学校国語科教育における言語活動にかかわる単元についての理解を深める。また、日常生活における人との関わりの中で伝え合う力を高め、自分の思いや考えを確かなものとするため、相手に正しく伝わるためにはどのように伝えることが一番望ましいのかということを考えて話したり書いたりできるようにする工夫について学習する。理解語彙はもちろん、使用語彙を増やし、教師として社会人として正しく美しい日本語の使い手となるようさまざまなジャンルの実用的な文章作成を体験することにより中学校国語を教授するにふさわしい基礎的知識及び技能を習得することを目的とする。
授業計画
Class Plan
第1回:続『中学校学習指導要領国語編解説』における日本語表現の位置(『国語2』『国語3』の「学習の見通しを持とう」から)
第2回:文法(『国語2』)自立語・用言の活用・付属語
第3回:文法(『国語3』)文法を生かす・文法のまとめ(文法と国語科全体との関係)
第4回:言葉(『国語2』)類義語・対義語・多義語
第5回:言葉(『国語2』)敬語
第6回:言葉(『国語3』)和語・漢語・外来語
第7回:言葉(『国語3』)慣用句・ことわざ・故事成語
第8回:情報整理のレッスン(『国語2』)思考の視覚化
第9回:情報整理のレッスン(『国語3』)情報の信頼性(エビデンス)
第10回:情報情報社会を生きる(『国語2』)メディアとは何か?
第11回:情報情報社会を生きる(『国語3』)実用的な文章と報道文の比較などを読む
第12回:思考のレッスン(『国語2』)具体と抽象・根拠の吟味
第13回:思考のレッスン(『国語3』)具体化・抽象化
第14回:モノローグ・ダイアローグ・シン-ローグ(川田順造)・ポリ-ローグ(J・クリステヴァ)
第15回:授業のレポート作成・教職ファイルへの記入
※提示している授業は授業の必要に応じて適宜変更することがある。
授業方法
Class Method
演習
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
pqwyvh4
(日本語表現Ⅰ と共通)
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
なるべく実践的な練習を行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
テキストをしっかりと読みこんでおく。事後に推敲、見直しなどをしておく。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:毎回の授業時の課題をグーグル・クラスルームに提出(7点×15回=105点)。105点を一定の割合に換算して100点満点に補正したものを成績とする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業時に口頭で伝える。
教科書
Textbook
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編/文部科学省/東洋館出版
国語3(中学校教科用図書)/甲斐睦朗/光村図書出版
国語2(中学校教科用図書)/甲斐睦朗/光村図書出版
国語1(中学校教科用図書)/甲斐睦朗/光村図書出版
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
授業進行の都合上、授業内容の順序を入れ換えることがある。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現 2-2 教育・保育に関わる多様な人々と積極的にコミュニケーションをとり、連携・協働することができる。
3.思考・判断 3-1 国際的視野に基づいた批判的思考力および創造的能力を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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