シラバス参照 |
年度 | 2024 |
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科目名 | 肢体不自由教育 |
担当者名 | 宇野 里砂 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
肢体不自由児の臨床を学び、肢体不自由児の教育課程、指導法、生活支援について正しく理解する。 |
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到達目標 Class Goal |
(1)肢体不自由教育の現状を知り、課題に気づく。 (2)肢体不自由児と定型発達の子どもを比較しつつ肢体不自由教育の視点を明確にする。 (3)指導根拠を明確にした専門性の高い教育のあり方を追求する。 |
授業内容 The Content of the Course |
・肢体不自由児について、主な原因疾患をもとに理解し、発達・教育目標・教育課程・支援方法を学ぶ ・肢体不自由児の日常生活・学校生活について学び、家族支援・社会参加・医療的ケアなどの現状や課題を学ぶ |
授業計画 Class Plan |
第1回:肢体不自由児・者 第2回:肢体不自由児の発達 第3回:肢体不自由児の発達・教育・支援-脳性麻痺(痙直性四肢麻痺) 第4回:肢体不自由児の発達・教育・支援-脳性麻痺(痙直性両麻痺・片麻痺・アテトーゼ型) 第5回:肢体不自由児の発達・教育・支援-筋疾患(デュシェンヌ型) 第6回:肢体不自由児の発達・教育・支援-筋疾患(その他の筋疾患) 第7回:肢体不自由児の発達・教育・支援-低緊張児 第8回:肢体不自由児の発達・教育・支援-二分脊椎・骨結合組織疾患 第9回:肢体不自由児の発達・教育・支援-発達障害重複児 第10回:肢体不自由児の発達・教育・支援-重症心身障害児 第11回:医療的ケア 第12回:発達評価・神経学的評価 第13回:肢体不自由教育、療育、特別支援学校・特別支援学級の制度、交流・共同学習 第14回:個別の教育支援計画、自立活動の指導における個別の指導計画 第15回:ノーマライゼーション(ICIDH-ICF)・自立、まとめ、教職ファイル記入 |
授業方法 Class Method |
・Power Point、講義配布資料等を用いて講義する ・対面授業を基本とするが、一部【遠隔オンデマンド授業】の回を設定する(初回授業時に伝達する) ・授業計画の進行は入れ替わることがあり、初回授業等で周知する ・授業の中で動画を視聴することがある ・授業内でペアワーク・グループワークを行うことがある ・適宜、講義資料を配布する ・Google classroomやGoogle Formを利用した課題提出を求め、受講のまとめを行う |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
Google classroom【2024(後)肢体教育 / 新教3A】【 eahstuu 】( イー エー エイチ エス ティー ユー ユー ) *教員から授業に関するお知らせや資料・課題の配布を行う *履修者全員必ず登録し講義期間中は適宜確認すること |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
・授業内やGoogle classroomを通じて質疑応答を行い学習意識を高める ・授業毎の学習目的を、毎講義で確認し学習意識を高める ・小グループでグループワークやディスカッションを行い、他のグループとの意見交換を行う回がある |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
【予習】次回のテーマやシラバスの授業計画に記載されているキーワードについて、参考書等で調べておくこと ・講義配布資料は講義時間までにclassroomに掲示するので、各自、パソコンかタブレットを講義に持参する、あるいは資料印刷して準備すること(教員が指定した時以外の授業中のスマホ使用は禁止) 【復習】前回講義の講義資料と各自のGoogle Form回答のコピーを読み返しておくこと ・Google Form回答を記載するにあたって、各自が復習しやすいようにまとめる工夫をすること ・疑問点などをclassroomを通じて確認すること |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度(50点)とGoogle Form等課題(50点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
講義内で追加説明や質問への回答を行う |
教科書 Textbook |
講義資料をclassroomに掲示する |
参考書 Reference Books |
特別支援学校 幼稚部教育要領 小学部・中学部学習指導要領ー平成29年4月告示/文部科学省/海文堂出版 「やさしく学ぶ からだの発達」/林万リ/全国障害者問題研究会出版部 「やさしく学ぶ からだの発達 Part2 運動発達と食べる・遊ぶ」/林万リ/全国障害者問題研究会出版部 肢体不自由教育の基本とその展開/日本肢体不自由教育研究会/慶應義塾大学出版会 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
・Google Form回答は提出(送信)後、回答のコピーを自動受信できるので、提出期限内に提出できたかを各自で確認し、かつ、回答のコピーを破棄せず復習に利用すること ・回答記載については、各自が復習しやすいようにまとめる工夫をすること ・配布する講義資料は繰り返し参照するため、毎回全ての配布資料を持参すること |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
2.技能・表現 2-1 教育・保育の実践を行うために必要な技能を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
小児科医としての診療経験をもとに、障害がある子どもや定型発達児の成長発達・疾病・疾患、保健・社会システムについて解説する |
教科書コメント |
シラバス参照 |