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年度 2024
科目名 社会・集団・家族心理学
担当者名 三浦 彩美
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
家族、集団および文化が個人に及ぼす影響について理解することを目的とする。人の態度および行動についてさまざまな理論を学ぶとともに、家族や家族の心理について理解する。これらをもとに、授業で得た知識を対人場面の問題解決へ適用することを目指す。
到達目標
Class Goal
1.家族、集団および文化が個人に及ぼす影響について概説できる。
2.家族関係、対人関係ならびに集団における人の意識および行動についての心の過程を概説できる。
3.人の態度および行動についてさまざまな理論を用いて概説できる。
4.家族・集団・社会心理学の知識を対人場面の問題解決に適用することができる。
授業内容
The Content of the Course
社会心理学は社会的状況での、集団心理学は集団状況での、家族心理学は家族関係の中での認知、判断、意思決定、行動、集合現象を扱う学問分野である。これら3つの学問分野における様々な法則やメカニズムを、日常場面における事例や具体的な研究例とともに学ぶ。
授業計画
Class Plan
第1回 社会・集団・家族心理学とは
第2回 対人認知
第3回 態度と行動
第4回 ステレオタイプと偏見
第5回 向社会的行動と反社会的行動【第1回小テスト】
第6回 社会的促進と社会的抑制
第7回 同調と服従
第8回 説得、集団過程(1)
第9回 集団過程(2)
第10回 社会的相互作用(1)【第2回小テスト】
第11回 社会的相互作用(2)、対人関係の形成と発展(1)
第12回 対人関係の形成と発展(2)
第13回 家族の人間関係(1)
第14回 家族の人間関係(2)、ソーシャル・サポート(1)
第15回 ソーシャル・サポート(2)【第3回小テスト】
授業方法
Class Method
講義形式で授業を実施する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
j6rv2ow
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
理解度を確認するためのQ&Aを実施するなど、双方向授業を適宜取り入れる。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:授業計画に記載されているキーワードについて事前に調べておく。
復習:その回の授業で学んだことについて、図書館やインターネット等を利用して関連する情報に目を通し、より深い内容理解に努める。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:小テスト64点(3回:20点+20点+24点)、ミニ課題36点(3点×12回)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
ミニ課題は、翌回の授業冒頭にフィードバックする。
小テストは、授業時間中にGoogleフォームで実施し、採点結果をフィードバックする。
小テストで誤答が多かった問題については、授業の中で解説する。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
公認心理師の基礎と実践 社会・集団・家族心理学/竹村和久/遠見書房
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
・授業に欠席した場合、ミニ課題を提出しても点数はつかない。
・小テストは、授業時間の最後にGoogleフォームで実施するため、小テスト実施回の第5・10・15回授業には、Googleフォームにアクセスできる端末(スマートフォン、タブレット、ノートPCなど)を必ず持参する。
・小テストの欠席については、事前連絡があり、かつ大学認定理由による欠席の場合に限り、追試の受験を認める。事前連絡なく欠席した場合は対応しない。また、無断で自宅から受験した場合は無効とする。
・小テストは、テスト当日の授業内容もその範囲となることに留意する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
【心理学科】
1.知識・態度 1-1. 心理学に関する専門的知識を有している。
1.知識・態度 1-2. 心理学の方法論を理解している。
1.知識・態度 1-3. 人間の心理や行動を科学的に捉えることができる。
【社会福祉学科】
3.思考・判断 3-3. 必要な情報を収集・整理し、あらたな問題を発見することができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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