シラバス参照 |
年度 | 2024 |
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科目名 | 教科外体育論 |
担当者名 | 玉腰 和典 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
中高保健体育科教員として必要な資質・能力を習得することを目的とする。運動部活動・各種スポーツ大会・運動会(体育祭)など、学校で展開される教科以外の体育・スポーツ活動について学ぶ。 |
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到達目標 Class Goal |
運動部活動・各種スポーツ大会・運動会それぞれの教育目的・内容・方法を説明することができる。 教科体育と教科外体育の区別と連関について説明することができる。 |
授業内容 The Content of the Course |
本科目では、学校教育における教科体育以外の場で展開される様々な運動・スポーツ活動について、教育課程上の位置づけや歴史的経緯を理解するとともに、実践事例の検討や模擬活動を通して、指導者としての実践イメージを形成する。教科外体育の対象は、①体育的行事(運動会)、②生徒会企画のスポーツイベント、③運動部活動とする。自らが近い将来実際に教育現場で指導することを想定し、自分自身の実践課題を解明する。 |
授業計画 Class Plan |
第1回.オリエンテーション、教科外体育 第2回.体育的行事(運動会)の歴史と実践(保健と行事の横断) 第3回.体育的行事(運動会)の実践(体育と行事の横断) 第4回.体育的行事(運動会)の実践資料分析 第5回.生徒会の歴史とスポーツ企画実践、模擬スポーツイベントの方法 第6回.生徒会企画の模擬スポーツイベントの準備 第7回.生徒会企画の模擬スポーツイベントの実施AB 第8回.生徒会企画の模擬スポーツイベントの実施CD 第9回.生徒会企画の模擬スポーツイベントの実施EF 第10回.生徒会企画の模擬スポーツイベントの実施GH 第11回.生徒会企画の模擬スポーツイベントの総括(自治内容の検討) 第12回.運動部活動の歴史と教育学 第13回.運動部活動の現在(実践資料分析) 第14回.運動部活動と労働問題 第15回.運動部活動と地域スポーツ |
授業方法 Class Method |
授業内での発問や課題提示を契機にペア・グループでディスカッションする。 実践事例を分析し、報告資料の作成および協議をする。 模擬活動で実践的に検討する。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
第1回目の授業で周知する。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
ディスカッション、模擬活動 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
児童生徒であった時の各自の部活動や体育的行事の経験を交流できるように報告メモを作成しておく。 教科外体育をめぐる報道について資料を読み込んでおくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:毎時間の感想(30点) 模擬活動(30点) 模擬活動評価シート(12点) 模擬活動レポート(18点) 実践資料分析(10点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
・授業理解度テストは、評価後、得点と解説を配信する。 ・授業理解度テストで誤答の多かった問題の講評をクラスルームによりコメント配信する。 ・提出されたミニレポートのうち数点にしぼって、授業中にパソコン画面で共有し、コメントを伝える。 ・毎回の授業に関する質問は、Classroomにおける質問フォームで行い、コメントして質問を返信する。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
児童生徒としての各自の経験・教育実習やボランティアなど指導者としての経験を交流できるよう対象化してくること 教科外体育をめぐる報道について資料を読み込んでおくこと |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知 識・理解 1-1 健康・スポーツに関する基礎的・専門的な知識を修得している。 1-2 健康・スポーツに関する幅広い見識を得るとともに、体系的に整理・理解している。 2.技能・表現 2-2 知性・情操・徳性の涵養と、施すべき対象へのコミュニケーション能力を身につけている。 3.思考・判断 3-1 実践力を向上させるための、論理的・実証的に思考する能力を身につけている。 3-2 指導現場においては、成果を得ることが大切であり、そのための問題解決の能力を身につけている。 3-3 指導現場においては、安全第一が基本であり、そのための状況判断を有している。 4.態度・志向性 4-1 学修の価値を正しく評価し、国際的な視野に立ちながら常に向上的態度を保ち続けている。 4-2 高い倫理観に基づき、健康・スポーツ指導者・実践的リーダーとして、強い意欲と意志を持っている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
シラバス参照 |