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年度 | 2024 |
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科目名 | スポーツイベントの企画・運営 |
担当者名 | 工藤 康宏 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
本講義では、学校から自治体、国、国際的に位置づけられる多様なスポーツイベント全般について、その歴史、基礎的な知識、実務を学ぶ。イベントの歴史や成り立ち、現代的なイベントの現状などを学び、「ヒト・モノ・カネ・情報」という経営資源の側面からイベントをマネジメントする知識やスキルを理解する。さらに、スポーツイベントを企画・運営する際に必要な業務内容を身につける。 |
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到達目標 Class Goal |
イベントやスポーツイベントの歴史を理解し、現代的なイベントの分類、イベントが数多く開催される理由、社会における役割を説明できる。スポーツイベント、およびその企画運営の基礎的な用語や考え方、理論を理解し、スポーツイベントを企画、運営する際の基礎的な知識を身につける。JACE(社団法人日本イベント産業振興協会)が認定する「スポーツイベント検定」資格取得に結び付く知識を身につけることを目指す。 |
授業内容 The Content of the Course |
本講義では、個人から自治体、国、国際的な位置づけに至るまで、様々な場面で活用される、イベント全般についてイベントの歴史や成り立ち、現代的なイベントの現状などを学び、「ヒト・モノ・カネ・情報」という経営資源の側面からイベントをマネジメントする知識やスキルを学んでいく。その上で、スポーツイベントに特化し、スポーツイベントを企画運営する際に必要な知識や・スキル、考え方、業務内容などを理解することを目標とする。なお、本講義は、日本イベント産業振興協会が発刊するスポーツイベント検定公式テキストの内容を踏まえながら進めることとし、検定試験に合格し登録することでスポーツイベント検定資格が認められる。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 ガイダンス 講義の進め方、達成目標の理解、評価方法の説明とイベントの歴史とその成り立ちについて 第2回 イベントの歴史と分類 イベントの分類と定義、社会的機能や役割など 第3回 スポーツイベントの歴史 スポーツイベントの歴史とその成り立ち 第4回 日本のスポーツ政策とイベント 第5回 スポーツイベントの基本構造 イベントを構成する基本的な構造、およびスポーツイベントの基本構造の理解 第6回 スポーツイベントのマネジメント1 プロジェクトマネジメントの手法 第7回 スポーツイベントのマネジメント2 リスクマネジメント 第8回 スポーツイベントマーケティング スポーツイベントビジネス、スポンサーシップ、ステークホルダーの理解 第9回 スポーツイベントとメディアビジネス 放映権ビジネス、スポーツ観戦者の理解 第10回 スポーツイベント地域活性化 スポーツイベントの機能と役割について 第11回 スポーツイベントとツーリズム スポーツツーリズムの理解と推進 第12回 障害者スポーツとユニバーサルスポーツ 障害者スポーツの歴史と現状、ユニバーサルスポーツイベント 第13回 スポーツイベントとボランティア スポーツボランティアの理解、定義と分類、現状 第14回 スポーツイベントと社会 スポーツイベントとテクノロジー、都市経営、サスティナビリティ 第15回 全体の振り返りとまとめ |
授業方法 Class Method |
パワーポイントおよびテキスト(スポーツイベント検定公式テキスト,日本イベント産業振興協会編)などを使用した対面形式の講義を行う予定である。一部、グループディスカッション、グループワーク、課題レポート・提出物、各講義の振り返り(小テスト)などを予定している。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
初回授業までに、クラスルームに招待する。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
適宜、グループディスカッション・グループワーク・レポート作成・プレゼンテーション等の機会を設ける。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:授業計画および授業方法に記載されているキーワードについて事前に調べておくこと。前回の授業時に指示する教科書の範囲をよく読んでおくこと。(1時間程度) 復習:講義後半に提示する本講義のまとめについて、講義後に復習を行うこと。(2時間程度) |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:課題レポート・提出物30点、グループワーク20点、各講義の振り返り20点、コメントシート30点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
レポートや試験の解説や、「受講上の注意」で示したようなフィードバックを行う。 |
教科書 Textbook |
スポーツイベント検定公式テキスト(2021)一般社団法人日本イベント産業振興協会監修/一般社団法人日本イベント産業振興協会/一般社団法人日本イベント産業振興協会 |
参考書 Reference Books |
スポーツ白書/笹川スポーツ財団/笹川スポーツ財団 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
学生の講義内容の理解の確認や教員へのフィードバックのために、スマートフォンあるいはタブレット等のQRコードリーダーを使用する場合がありますので、使用できるように準備してください。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツに関する基礎的知識から専門的知識を幅広く体系的に修得している。 1-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理のための適切で正しい方法を理解している。 2.技能・表現 2-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツを実践・指導・管理するための基本的・専門的技能を修得している。 2-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツを実践・指導・管理するためのコミュニケーション能力(外国語を含む)を修得している。 3.思考・判断 3-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、達成すべき成果を明確に設定した上で、問題を解決できる論理的思考力を有している。 3-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、安全・安心を最優先し、状況に応じた臨機応変で柔軟な判断ができる能力を有している。 4.態度・志向性 4-1 学際的な視点から専門分野を捉え、現場から実践的に学ぶ態度を有している。 4-2 高い倫理観に基づいて行動するスポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践的リーダーを目指す強い意欲と意志を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
夏季・冬季オリンピック研修ツアーの催行 マウイマラソン研修ツアーの催行 北米アスレティックトレーナー研修の催行 B リーグホームゲーム運営のサポートと学生の実習企画・運営 オリンピックスポンサー企業によるOlympic Movesの企画・運営、学生補助の手配 オリンピックスポンサー企業によるトーチリレー運営スタッフの手配 イベント業務管理士1級(No.20199752) 他 |
教科書コメント |
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