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年度 2024
科目名 服飾史
担当者名 森 治子
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
古代から現代までの服飾の様式と特徴を理解する。また、服飾の歴史は人間の生活の歴史でもあるため、衣服という身近な存在をとおして、自分がどのような文化的背景をもっているかを学び、人間の生活の理解を深める。
到達目標
Class Goal
服飾の歴史を学ぶことによって、社会の特徴や文化的な特質について理解を深める。また、文字資料や図像資料の扱いを学び、資料の検索や収集の方法を身につける。
授業内容
The Content of the Course
日本の服飾史をたどりながら、その背景となる歴史や風土、社会環境との関連性を検討し、衣生活の変化や流行現象について考察する。また、染織、色彩、文様、髪形、装身具、着装表現について、流行や美意識の観点から読み解くことにより、美術やデザインの歴史、生活文化について検討する。
授業計画
Class Plan
1 衣服の起源
2 古代〜奈良時代
3 平安時代(1)女性の服飾
4 平安時代(2)男性の服飾
5 鎌倉時代・室町時代 武家の服飾
6 安土桃山時代 南蛮服飾とその影響
7 江戸時代(1)女性の服飾
8 江戸時代(2)男性の服飾
9 江戸時代(3)小袖のデザインの変遷
10 江戸時代(4)江戸の美意識と服飾
11 明治時代の服飾−洋服の導入と和装の変化−
12 大正時代から昭和初期の服飾
13 戦時下の衣生活
14 戦後の社会と衣生活
15 現代の服飾



授業方法
Class Method
レジュメと映像資料を使用し、講義形式で行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
初回授業までにクラスルームに招待する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
-
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
準備学習については授業時にその都度、指示する。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](50点)
・平常点(50点) 平常点等配点内訳:平常点50点のうち、授業中に鑑賞する映像等の感想文が30点、小レポートが20点とする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業時に提出する感想文(コメントカード)については、翌週の授業時に講評、解説を行う。
授業時に提出する小課題はコメントをつけて授業期間中に返却する。
学期末に提出するレポートはコメントをつけて返却する。
教科書
Textbook
授業では毎回レジュメを配布する。
参考書
Reference Books
日本服飾史/増田美子編/東京堂出版
増補新装カラー版世界服飾史/深井晃子監修/美術出版社
日本服飾史 女性編/井筒雅風/光村推古書院
日本服飾史 男性編/井筒雅風/光村推古書院
ファッションインジャパン/島根県立岩見美術館・国立新美術館編/青幻舎
日本の色辞典/吉岡幸雄/紫紅社
地域との連携
Cooperation with the Community
地域の文化について理解を深めるため、関西の服飾文化や阪神間の流行について授業で紹介する。
受講上の注意
Notices
服飾文化に関連のある展覧会や映画等の情報を必要に応じて紹介するので、美術や工芸、伝統文化に触れる機会を多くもっていただきたいと思います。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 生活環境に関わる事象に対して、文化的・社会的な観点からの専門的知識を有している。
3.思考・判断 3-1 新たな課題に対し、論理的に考え、問題を解決する能力を身につけている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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