| シラバス参照 |
| 年度 | 2024 |
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| 科目名 | 有機化学Ⅱ |
| 担当者名 | 西村 奏咲 |
| 単位 | 2.0 |
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科目目的 Course Objectives |
本科目では、基本的な有機化合物を炭素骨格や官能基に基づいて分類し、それぞれの構造、性質、反応性等に関する基本事項の知識を修得する。 |
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到達目標 Class Goal |
１）有機ハロゲン化合物の求核置換反応や脱離反応について説明する。 ２)アルケンへの代表的な付加反応について説明する。 ３）共役や共鳴理論、芳香族性の概念について説明する。 ４）芳香族求電子置換反応の反応性、配向性、置換基効果について説明する。 |
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授業内容 The Content of the Course |
テキストを中心に様々な有機化合物の化学構造構造式と反応機構について説明する。また、授業計画で扱った内容に関する練習問題の解決方法についても解説する。 本科目は、別に開講する「薬学基礎演習C」と連動しながら講義する。 |
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授業計画 Class Plan |
必修科目 第1回 ハロゲン化アルキルの求核置換反応：Chapter6の復習（C-3-3-1） 第2回 ハロゲン化アルキルの脱離反応（1）：E2脱離の反応機構（C-3-3-1） 第3回 ハロゲン化アルキルの脱離反応（2）：EZ規則、水素化（C-3-3-1） 第4回 アルケンとアルキンの付加反応（1）：求電子付加反応、Markovnikov則（C-3-3-1） 第5回 アルケンとアルキンの付加反応（2）：アルケンへのシン付加、アンチ付加の反応機構（C-3-3-1） 第6回 ラジカル：アルキルラジカルの構造と安定性（C-1-1-1） 第7回 アルコール、エーテル、およびチオール（1）：構造と命名 物理的性質、合成と反応（C-3-3-1） 第8回 中間テストとフィードバック 第9回 アルコール、エーテル、およびチオール（2）：構造と命名 物理的性質、合成と反応（C-3-3-1） 第10回 カルボニル化合物（1）（C-3-1-2、C-4-1-1） 第11回 共役不飽和系：1,4-付加反応と1,2-付加反応（C-3-3-1） 第12回 芳香族化合物： Huckel則、生化学における芳香族化合物 （C-3-3-1） 第13回 芳香族求電子置換反応（1）：一般的反応機構（C-3-3-1） 第14回 芳香族求電子置換反応（2）：反応性と配向性 （C-3-3-1） 第15回 芳香族求電子置換反応（3）：応用問題（C-3-3-1） 定期試験 |
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授業方法 Class Method |
授業形態：反転講義 講義型授業を主体とするが、重要な問題について質疑を行う双方向授業を取り入れ、８回目と最終回には知識のまとめを目的とする中間テスト、演習、総合討論、質疑応答を行う。 |
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Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
別途、info@MUSES にて連絡する。 |
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アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
演習等において、適時質疑応答等を含めた双方向授業を取り入れ、理解の向上に努める。 |
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準備学習（予習・復習等） Review and Preview |
本科目の単位数は2である。本学では、45時間の学修時間を必要とする内容の授業科目に1単位を認定することを標準としており、学修時間には、授業時間だけでなく、予習・復習等授業時間外での学修時間も含まれるとされている。 上記授業計画に基づいて講義前にテキストや高校教科書での予習をしてくること。分からないあるいは理解の浅い事項を認識して講義に臨むよう努めること。また、復習の一環として、課題を与えるが、それ以外にもテキストやその問題の解答集等を参照するなどして授業内容を必ず復習し、必要に応じて関連科目の復習をすること。 |
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評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(75点) ・平常点(25点) 平常点等配点内訳:中間テスト20点、平常点（課題、授業への積極的参加度）5点 中間テストの詳細については、授業中またはGoogle Classroom配信で告知する。 |
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
課題の解答・解説については、授業中またはGoogle Classroom配信により明らかにする。 |
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教科書 Textbook |
ソロモンの新有機化学 11版 第１巻/T. W. G. Solomon, C. B. Fryhle (監訳 池田正澄 他）/廣川書店 |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
必要に応じてプリントを配布する。 １年次前期の「有機化学Ⅰ」は理解していることを前提に講義するため、再度復習して内容を把握しておくこと。分からないことは、積極的に質問するなど、早めに理解することを心がけること。 積み重ねの側面が大きい有機化学の学習では、すべてを丸暗記で対応するには限界がある。基本原理を理解し、論理的に考えながら学習を進めることを心がけること。 |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
１．知識・理解 1-3 薬剤師に求められる専門性を発揮するための科学的根幹となる基礎薬学の知識を修得している。 ２．技能・表現 2-1 社会貢献とキャリア形成につながる基礎薬学的な科学技能を備えている。 ３． 思考・判断/態度・志向性 3-2 進歩する医療や科学について、自己および他者と共に研鑽しながら生涯にわたり学び続ける意欲と態度を備えている。 |
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実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
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