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年度 2024
科目名 化粧品開発論
担当者名 南野 美紀・神栄 美穂
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
これまで学んだ化粧品関連の知識を活用し実際に化粧品を企画する。
到達目標
Class Goal
市場調査をもとに新商品の企画を立案し、その商品をPRするための有効性、安全性の試験を考える。最終段階として商品宣伝のプレゼンテーションを行うまでの一連の開発業務を体験する。
授業内容
The Content of the Course
化粧品を企画するために必要な知識の講義と実際に企画する過程の指導。
チームで化粧品を企画して中間プレゼンと最終プレゼンを行う。
授業計画
Class Plan
選択科目

第1回(4月10日) オリエンテーション【神栄・南野】
第2回(4月17日) 企業活動における製品・サービスの重要性(経営学の基礎)【神栄】
第3回(4月24日) マーケティングの基礎 消費者調査・市場分析について【神栄】
5月1日 休講
第4回(5月15日) アイデアシートの紹介
第5回(5月22日) 企画案の集約とグループ分け(企画を進める際の注意事項など)
第6回(5月29日) アンケート調査の基礎【神栄】
第7回(6月5日) アンケート調査内容案の発表
第8回(6月12日) 化粧品会社のケーススタディ【神栄】
第9回(6月19日) チームごとに企画案を深める
第10回(6月26日)チームごとに企画案を深める
第11回(7月3日) 最終プレゼンに向けての準備と相談
第12回(7月10日)アンケート結果の報告
第13回(7月17日)最終プレゼンに向けての準備と相談
第14・15回(7月24日) 最終プレゼン(経営学科と合同で開催)3限と4限で実施【神栄・南野】
授業方法
Class Method
対面授業。
必要に応じてメールでの相談を随時受け付ける。
授業内で出される課題に対して、情報を収集し、期日内までに仕上る。
まず各自、アイデアシート(初日授業で作成方法を紹介)を作成提出(提出締切:5月8日を予定)し、その後、グループ分けを行い、実際の企画を進め、アンケートを実施し、中間および最終プレゼンに臨む。
最終日14・15回目(7月24日)は経営学部経営学科と合同授業の予定。
化粧品業界で活躍しておられる先生方もお招きし、参加者全員の投票で興味深い企画に対して「M-COSMIC 化粧品企画賞2024」を授与する。(7月末にGoogle Classroomで発表)

Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
別途、info@MUSES にて連絡する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
グループワークで企画を練って、プレゼンテーションしてもらう。
提出物および授業後感想文により学習内容を確認し、次回以降の授業でフィードバックを行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:
・企画したい化粧品を考え、必要な情報をインターネットや店舗等で実際の化粧品などを見て考えておくこと。

復習:
・授業内容と授業でのコメントを参考にして、毎回、自分の所属するグループの企画をブラッシュアップすること。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](50点)
・平常点(50点) 平常点等配点内訳:授業内発言および授業後感想文
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
(1)授業内で随時コメントを返す。
(2)授業後感想文に記載された質問については、授業中に回答する。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
最終プレゼンには、化粧品業界の最前線で活躍されている人に来ていただき、プレゼンに対する講評をしてもらう。
受講上の注意
Notices
化粧品を企画してみたいと思う人ならだれでも受講可。
実践化粧品学の内容も本授業に役立つので、合わせて受講することを推奨する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 豊かな教養と医薬品の製造や開発、人の健康や疾病予防もしくは福祉などに関する深い専門的知識を習得している。
1.知識・理解 1-2 薬学的知識・技術を用いた研究を実施するうえで法令遵守の必要性を理解している。
1.知識・理解 1-3 研究者・技術者としての使命感と倫理観を備えている。
2.技能・表現 2-2 様々な発表会や学会などにおいて、研究成果の発表に必要なプレゼンテーション能力とコミュニケーション能力を備えている。
3. 思考・判断/態度・志向性 3-1 進歩する医療や科学について、自ら学び、考え、問題点を発見し、解決する能力を備えている。
3. 思考・判断/態度・志向性 3-2 難病・環境・医療・医薬品や化粧品などに関する社会的動向を把握し、生涯にわたり自己研鑽を続ける意欲と態度に基づいて活動できる。
3. 思考・判断/態度・志向性 3-3 次世代を担う薬学研究者の候補となりうる人材を育成する意欲と態度に基づいて活動できる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
南野美紀:武庫川女子大学 薬学部 健康生命薬科学科 客員教授
化粧品業界で約40年に渡り、化粧品の企画と製剤開発、基礎研究を行っている。
2005年に独立し、自らのブランドを立ち上げ製造販売しており、実務に沿った指導が可能。

神栄美穂:武庫川女子大学 経営学部系 経営学科 准教授
複数の外資系化粧品メーカーでのマーケティングの実務経験があり、実務に沿った指導が可能
講義担当日:第2回・第3回・第7回・第9回 / その他、第1回、第14・15回は授業に参加
教科書コメント

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