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年度 2024
科目名 フィールドワークⅡ
担当者名 西道 実・黄 テイテイ
単位 1
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科目目的
Course Objectives
フィールドワークは、調べようとする出来事が起きているその現場(=field)に身を置いて調査(参与観察)することである。人や集団が持つ規範や文化、風俗について「まず先入観なく体験する」というプロセスを重視しながら客観的な仮説や法則を抽出する方法を学ぶ。
到達目標
Class Goal
対象となる人や集団についての五感を通じた体験を通して、自分の関心や適性に気づく。
対象となる人や集団について、客観的な仮説や法則が抽出できる。
大学で学んだ学習内容とフィールドでの体験を結び付け、学習効果と学習意欲を高められる。
授業内容
The Content of the Course
フィールドワークは、社会科学の主要な研究方法として発展してきたもので、調査対象とする現場に身を置き、目で見、耳で聞き、手で触れ、肌で感じ、舌で味わった生の体験にもとづく調査手法の総称である。フィールドワークでは、対象となる人や集団が先にサンプリングされる。本科目では、人や集団が持つ規範や文化、風俗について「まず先入観なく体験する」というプロセスを重視する。また、フィールドワークによる人や集団の理解にはさまざまな方法があるが、唯一絶対の方法はなく、体験後に見出した研究課題に適した方法がとられる。そのため、複数の方法の長所を組み合わせることが重要である。
授業計画
Class Plan
実践学習は、オリエンテーションである1年次前期科目「実践へのいざない」を受講後、次に示すプロセスを毎回経て進める。

【情報収集・企画段階】
① 実践学習内容の情報収集・企画
②「実践学習センター」および専任教員への相談
【申請・承認段階】
③ 実践学習センターにてエントリー手続き
④ 担当教員が内容確認後、学生本人へ承認連絡
【事前準備段階】
⑤ 個別オリエンテーション(活動受入先か担当教員・実践学習センターにて実施)
【実践学習段階】
⑥ 実践学習の開始
⑦ 実践学習活動記録表の記載(活動に応じて都度記載する)
⑧受入先へ評価シートの記載を依頼
【実践学習の終了段階】
⑨ 実践学習活動記録表と活動先の評価をmanabaへ提出
【事後学習段階】
⑩ 終了承認を得た後、最終レポートをmanabaへ提出
【科目登録】
⑪ manabaにて科目登録
【評価・単位認定】
⑫ 実践学習の評価・単位認定(※2023年度生以降は単位認定のみ)
授業方法
Class Method
学生の主体的で能動的な実践力を養う科目であるため、学生がフィールドワークとして取り組みたいテーマやスキルを掘り下げて、自ら実践学習の内容について情報収集および企画を行い、自律的に取り組む。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
この科目の運用はmanabaにて行う。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
学生が主体的に行うPBLになる。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
フィールドの情報を事前に丁寧に収集し、活動中は記録を活動直後に確実に記録すること。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:実践活動記録・レポート(60点)、活動先の評価(20点)、実践活動への積極的参加度(20点)にて評価点を決定し、単位認定を行う。単位認定は、武庫川女子大学学則及び履修規定に基づき判定する。ただし、2023年度生以降は評価点はなく、実践活動記録、レポート、活動先の評価、実践活動への積極的参加度にて単位認定のみ行う。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
実践活動の担当者が講評する。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
阪神電鉄や神戸市など、地域のさまざまな企業やさまざまな自治体と連携する。
受講上の注意
Notices
実践学習は学生の主体的で能動的な実践力を養うものであるため、情報収集から計画立案、実践学習の実施まで、自律的に取り組むこと。ただし、経営学科の全教員は実践学習支援教員として、学生からの相談に対応するので、アドバイスやサポートを積極的に受けること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現2-2他者と協力的な関係を構築するコミュニケーション能力を習得している。
3.思考・判断3-1広い視野を持ち、女性の特性・視点を活かして考え、イニシアティブをとることができる。
3.思考・判断3-2グローバルな視点とローカルな視点の双方から考え、判断することができる。
4.態度・志向性4-1女性として社会で活躍するための生活様式と価値観を備え、その実践に強く動機づけられている。
4.態度・志向性4-2他者の歴史・宗教・風俗習慣等に基づく多様な文化を理解し、人と協力的な関係を構築する意欲を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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