シラバス参照 |
年度 | 2024 |
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科目名 | 健康行動科学特論 |
担当者名 | 松本 裕史 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
体育・スポーツおよび健康づくり運動の指導および実践に関する心理学の専門知識を理解し、習得することを目標とする。 なお、本科目は専修免許の取得に必要な科目である。 |
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到達目標 Class Goal |
近年の健康行動科学に関する研究の動向を深く理解できる。 |
授業内容 The Content of the Course |
指導教員と受講生による双方向のディスカッションを通して、健康行動科学に関する専門的知識および理論の理解を深める。 |
授業計画 Class Plan |
1. オリエンテーション 2.健康行動変容の理解 3.健康行動変容の理論・モデル(1)社会的認知理論 4.健康行動変容の理論・モデル(2)トランスセオレティカルモデル 5.健康行動変容の理論・モデル(3)自己決定理論 6.健康行動変容の理論・モデル(4)ソーシャルマーケティング理論 7.健康行動変容の理論・モデル(5)エコロジカル・モデル 8.健康行動変容の理論・モデル(6)動機づけ面接法 9. 健康行動変容アプローチの実際(ゲストスピーカーを招聘) 10.健康行動変容アプローチの実際(1)事前調査 11.健康行動変容アプローチの実際(2)プログラム開発 12.健康行動変容アプローチの実際(3)プログラムチェック 13.健康行動変容アプローチの実際(4)プログラム評価 14. 健康行動変容アプローチの実際(5)アウトカム評価 15. まとめ |
授業方法 Class Method |
双方授業、課題発見・解決型授業 状況によって、ライブ型およびオンデマンド型で実施することもある。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
クラスコードは初回授業で案内する。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
プレゼンテーション、ディスカッション |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:あらかじめ配布された資料に目を通しておくこと 授業に積極的に参加するために、授業内の疑問点を整理しておくこと 復習:講義内容を復習し、まとめておくこと 自らの行動変容に、授業内容を適用すること |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:積極的授業参加度20点、レポート80点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
課題に対するフィードバックは授業内で行う。 |
教科書 Textbook |
適宜、指示する |
参考書 Reference Books |
運動と健康の心理学/竹中晃二/朝倉書店 ACSM's Behavioral Aspects of Physical Activity and Exercise/American College of Sports Medicine/LWW 健康行動理論による研究と実践/一般社団法人 日本健康教育学会 /医学書院 健康行動学 その理論、研究、実践の最新動向/木原雅子/メディカルサイエンスインターナショナル 医学的測定尺度の理論と応用 -妥当性、信頼性からG理論、項目反応理論まで/木原雅子/メディカルサイエンスインターナショナル 入門・行動科学と公共政策: ナッジからはじまる自由論と幸福論/キャス・サンスティーン/勁草書房 行動科学でより良い社会をつくる/瓜生原葉子/ 出版社 : 文眞堂 ヘルスコミュニケーション:健康行動を習慣化させるための支援/島崎 崇史/早稲田大学出版部 NUDGE 実践 行動経済学/リチャード・セイラー/日経BP |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
発言や課題提出など授業に関して積極的に参加する意思のない者はこの授業の履修にむかない。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-3 (スポーツ教育学分野) 体育授業・教科外体育・運動部活動などの学校体育、ないしは地域社会の健康・スポーツ教育における実践課題を構造的に理解し、課題解決のための教育学的原則、あるいは実践的方法論を幅広く理解できる。 2.技能・表現 2-1 学校教育現場もしくは地域における健康・スポーツ教育の課題を設定してデータを収集・解析する技能、ICTを活用して自らの実践現場において実際に指導することのできる技能を身につけている。 3.思考・判断 3-2 研究課題を解決するための実験・調査の条件を計画的に立案することができ、得られた結果を論理的思考で整理・説明することができる。 4.態度・志向性 4-1 本研究科では、学校教育現場、スポーツ競技選手をはじめ身体機能障害および身体機能回復に関する人、さらにスポーツビジネスの対象となる消費者を対象とした研究を推進している。そのため、人を思いやり、人の立場に立って物事を考えることができる高い倫理観に支えられた規律のある態度で研究に臨み、それぞれの研究目標の実現に向け、主体的・論理性・実行力をもって努力することができる。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
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