シラバス参照 |
年度 | 2024 |
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科目名 | 臨床医学スキルアップ実習 |
担当者名 | 倭 英司 |
単位 | 1.0 |
科目目的 Course Objectives |
大阪大学臨床医工学融合研究教育センターの教育プログラムと本学大学院プログラムとの連携により、医学部、歯学部、工学部、薬学部といった既存の枠を越えた臨床実践教育や実習を実施し、医療ニーズ・患者ニーズを理解した高度先端医療に従事できる人材を育成する。 |
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到達目標 Class Goal |
小人数グループによる系統的講義と実習によって構成される。例えば、必須科目である臨床医学スキルアップ実習では、医療現場や患者のニーズの理解を体験的に深めることを目的として、循環器や消化器の疾病や治療の最前線に関する講義や模擬体験を行う。 |
授業内容 The Content of the Course |
医療機器開発はエンジニアや医療に従事した経験を有する方のみならず、マーケティングや薬事担当、知財担当などさまざまな専門家からなるチームで行われる。一方、医学は日々進歩し、それに伴い医療機器が解決すべき課題(ニーズ)も刻々と変化する。ここでは、医療機器開発に携わるメンバーとなるために必要な最新の医学知識を習得する。目下話題の集中治療、救急医学を含む16診療科の内容を盛り込むことで、幅広い領域をカバーする。医療機器はからだのあらゆる部分の診断や治療に活用されており、臨床現場における医療機器の現状、課題、今後の展望について学ぶ。 |
授業計画 Class Plan |
以下は、2021年度の内容を示す。 *5月29日 9:00-17:00 序章 日本からめざす医療機器開発(MDDコース2021全体の説明を含みます) 岡山 慶太 大阪大学国際医工情報センター/特任講師 1限目 呼吸器外科診療の実際 新谷 康 大阪大学大学院医学系研究科呼吸器外科学/教授 2限目 小児外科の臨床現場と医療機器 田附 裕子 大阪大学大学院医学系研究科外科学講座小児成育外科学/准教授 3限目 IVR領域の臨床と医療機器 田中 会秀 大阪大学大学院医学系研究科放射線医学/助教 4限目 放射線治療で求められる医療機器 秋野 祐一 大阪大学大学院医学系研究科放射線統合医学/特任助教 *6月5日 9:30-17:00 1限目 産科婦人科領域の臨床現場と医療機器 木村 正 大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学/教授 2限目 循環器医療と医療機器 坂田 泰史 大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学/教授 3限目 麻酔集中治療と医療機器 坂口 了太 大阪大学医学部附属病院集中治療部/助教 4限目 心臓血管外科手術と医療機器 戸田 宏一 大阪大学大学院医学系研究科心臓血管外科学/准教授 *6月19日 9:30-17:00 1限目 消化器内視鏡機器の役割と今後の展開 林 義人 大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学/助教 2限目 消化器外科の臨床現場と医療機器 高橋 秀和 大阪大学大学院医学系研究科外科学講座消化器外科学/助教 3限目 精神科医学の臨床と医療機器 畑 真弘 大阪大学大学院医学系研究科精神医学/助教 4限目 人工関節治療の臨床現場と医療機器 安藤 渉 大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学(整形外科)/寄附講座准教授 *6月26日 9:30-17:00 ブログ記事-MDD Diary-Day4 1限目 救命救急と医療機器 舘野 丈太郎 大阪大学大学院医学系研究科救急医学/特任助教 2限目 泌尿器科領域の臨床と医療機器 河嶋 厚成 大阪大学大学院医学系研究科泌尿器科学/助教 3限目 糖尿病の治療 〜治療の現状と根治に向けた取り組み〜 宮下 和幸 大阪大学大学院医学系研究科内分泌・代謝内科学/講師 4限目 脳神経外科領域の臨床と医療機器 押野 悟 大阪大学大学院医学系研究科脳神経外科学/准教授 |
授業方法 Class Method |
講義と体験型授業 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
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アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
医療機器に実際に触れたり、操作方法などの体験や、画像を通じた症例の実際の映像などから体験的に学ぶ。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
多くの関連する文献やテキストにより、あらかじめ予習することが望ましい。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](40点) ・平常点(60点) 平常点等配点内訳:平常点は、実習の参加状況や授業への積極的な参加度などを評価する。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
レポートは誤字・脱字、文章などをチェックし、できる限り授業終了までに返却する。レポートの保存期間は成績発表後3か月である。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
大学間の連携が実施され、社会人と連携大学の大学院生が授業を通じて交流する。 |
受講上の注意 Notices |
大阪大学臨床医工学融合研究教育センターの教育プログラムの開催日程等変更がある可能性もあるため、受講希望者は、あらかじめ担当教員に連絡をとること。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解1-1個人や集団を対象とする栄養学に関する高度な専門的知識を身につけている。 2.技能・表現2-1臨床や福祉、学校教育の場で必要となる高度な技能・表現力を身につけている。 4.態度・志向性4-1個人や社会が抱える様々な健康栄養問題を積極的に学習する態度を身につけている。 5.統合的能力5-1高度な専門的知識・技術の統合を図り、管理栄養士として社会に貢献できる能力を身につけている。 5.統合的能力5-2社会における指導者として必要なコミュニケーション能力を身につけている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
実際、病院で診療を行っている医師が実務経験を活かした授業を展開する。 |
教科書コメント |
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