シラバス参照

年度 2024
科目名 データサイエンス特論
担当者名 中瀨 朋夏・島津 秀紀
単位 1.0
履修便覧ページへ
★★「単位」には開講学年の単位が表示されています。★★
★★「単位」が「-(ハイフン)」で表示されている場合は各自の履修便覧で単位を確認してください。★★


科目目的
Course Objectives
科学の分野においては、大量のデータを適切に収集し、分析することは有益な知見を導き出すために重要である。基本的な情報処理の方法や統計解析方法を理解するとともに、最新のデジタル技術やビッグデータを関連させながら、得られた情報を活用するための知識と技能を修得することを目的とする。
到達目標
Class Goal
1)基本的な統計手法を理解し、その使い分けや結果を適切に解釈できる。
2)データ分析における人工知能の活用について概説できる。
3)創薬や医療に関するビッグデータの利用について概説できる。
4)企業のビジネス活動におけるデータ分析の事例を通して、情報処理やデータ活用の理解を深める。
授業内容
The Content of the Course
近年、科学の分野において、分子情報の測定技術の発展に伴い、これまでにはなかった新しいタイプの生命医療情報が、急速に蓄積、波及しつつある。本授業では、データから新しい知見を導き出す基本的な統計解析や情報処理の方法から、最新の生命医療情報が創薬や医療にどのようなインパクトを与え、変革をもたらそうとしているのか、講義する。
授業計画
Class Plan
選択授業 8回

第1回 導入講義 薬学・生命科学におけるビッグデータ時代(中瀬)
第2回 基本的な情報処理とデータ分析(中瀬)
第3回 AIがもたらす創薬研究の未来像(中瀬)
第4回 小括 まとめとディスカッション(中瀬)
第5回 臨床研究と医療統計解析(島津)
第6回 医療統計解析の基礎と実践(島津)
第7回 感染症のデータサイエンス(島津)
第8回 小括 まとめとディスカッション(島津)
授業方法
Class Method
適宜、講義プリントおよび参考資料を配布し、パワーポイントを用いて、授業を進める。関連する文献の抄読も実施し、まとめのプレゼンテーションによる発表や意見交換を行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
別途、info@MUSESにて連絡する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
ディスカッション、プレゼンテーション、双方向授業
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
本科目の単位数は1単位である。本学では、45時間の学修を必要とする内容の授業科目に1単位を認定することを標準としており、学修時間には授業時間だけでなく、授業時間外(予習・復習等)での学習時間も含まれる。研究と授業とを両立できるように心がけること。予習においては、授業で指示をする。 復習では、関連文献を読解し、理解を深めること。講義の準備や課題とその発表・意見交換に対しては、積極的かつ能動的に取り組むこと。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](60点)
・平常点(40点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
レポートについては、コメント等を記載して返却することにより学生へのフィードバックを行う。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
最新の知識を学修することや新たな問題・課題を見出すことを楽しみながら受講すること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 医薬品の創製のための有機化学、物理化学、分析化学、生命科学、薬理学、薬剤学、衛生・環境化学などの「基礎薬科学」に関する専門的な知識を有し、体系的に理解している。
1.知識・理解 1-2 医薬品の開発のための医薬品の有効性・安全性評価、有用性評価、製剤化、治験、化粧品、健康食品などの「応用薬科学」に関する専門的な知識を有し、体系的に理解している。
2.技能・表現 2-1 「基礎薬科学」に関する研究を行うための技能を有し、新たな展開を図ることができる。
2.技能・表現 2-2 「応用薬科学」に関する研究を行うための技能を有し、新たな展開を図ることができる。
3.思考・判断 3-1 「基礎薬科学」あるいは「応用薬科学」分野の新たな問題・課題を見出すことができる。
3.思考・判断 3-2 「基礎薬科学」あるいは「応用薬科学」分野の新たな問題・課題の解決への方策を提示できる。
4.態度・志向性 4-1 医薬品の創製、医薬品の開発、医薬品の適正使用、化粧品、健康食品の開発に関わる専門的な教育・研究を行うことを志向する。
4.態度・志向性 4-2 製薬・化学・食品産業、環境衛生・試験研究機関、理科教員として活躍することを志向する
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

シラバス参照