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年度 2024
科目名 キャリア基礎概論
担当者名 井口 徹郎
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
学生が自分の特性や強み、将来の夢を見つめ、それらを基に自分のキャリアデザイン(職業を通じた人生設計)をする。

到達目標
Class Goal
学生が、キャリアに関する諸理論、自己分析の手法、女性の働き方の特徴と社会課題、将来の夢を実現する手順等を学ぶことで、仕事に対する視野を広げ、独自の職業観を創造し、説明できるようになる。

授業内容
The Content of the Course
授業全体を「キャリアの理論」「自己理解」「社会環境」「社会で求められる力」の4テーマに分けて講義を進める。ほぼ毎回の授業でグループワークを行い、キャリアに関する多様な価値観があることを理解する。将来のキャリアデザインができるようになることと同時に、学生時代の過ごし方についても考察する授業とする。さらに、女性の働き方に関する社会課題についても学修する。

授業計画
Class Plan
対面15回
【対面】第1回 オリエンテーション:本科目の目的と講義の進め方、キャリアの定義と用語の説明
【対面】第2回 キャリアの理論(1):ライフステージ・ライフロール
【対面】第3回 キャリアの理論(2):ハプンスタンス・ラーニング・セオリー
【対面】第4回 キャリアの理論(3):キャリアアンカー
【対面】第5回 自己理解(1):これまでの自分、自分の歴史を振り返る(課題:自分史シート)
【対面】第6回 自己理解(2):これからの自分、将来への道のり(課題:将来の目的シート) 
【対面】第7回 自己理解(3):大学時代の過ごし方(課題:チャレンジシート・1回目)
【対面】第8回 社会環境(1):日本の雇用慣行(小テスト:1回目)
【対面】第9回 社会環境(2):大学生の就職活動
【対面】第10回 社会環境(3):働き方の課題、男女共同参画社会
【対面】第11回 社会環境(4):業界・職種ごとの特徴
【対面】第12回 社会で求められる力(1):社会で求められる力、コミュニケーション能力
【対面】第13回 社会で求められる力(2):文章による意思伝達(課題:模擬エントリーシート)
【対面】第14回 社会で求められる力(3):エントリーシート講評、社会人基礎力(小テスト・2回目)
【対面】第15回 まとめ:講義の振り返り、大学時代の意義(課題:チャレンジシート・2回目)

授業方法
Class Method
(1)振り返り:毎回の授業レポートを基に前回授業の振り返りを行う。
(2)協同学習:ほぼ毎回の授業でグループワークを実施する。
(3)発表:グループワークでの検討結果等を発表し、教室内での意見交換を行う。

Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
グループワーク:授業ではテーマに沿ったグループワークを実施する。


準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:毎回の授業テーマのキーワードについて事前に調べておく。
復習:講義内容について振り返りを行い、授業用ノートにまとめる。
   課題として出される各種シートを作成し、自身の考え方を整理する。


評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:(1)授業レポート(3点×15回)=45点
(2)提出物・各種シート(7点×5回)=35点
(3)小テスト(10点×2回)=20点


課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業レポート、提出物等は、個人が特定できないように配慮した上で授業で紹介することがある。
学生からの質問や意見、レポートの内容について、教室内でフィードバックを行う。

教科書
Textbook
参考書
Reference Books
働くひとのためのキャリア・デザイン/金井壽宏/PHP新書
働く女子のキャリア格差/国保祥子/ちくま新書
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
経営学科生は履修不可
この授業ではグループワークを行うので、積極的に参加することが求められる。



卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
企業(教育出版社)に約30年間勤務。この企業では高校・大学を対象とした教育事業や高齢者介護事業のエリア責任者等を経験。社員の採用や教育・研修等の業務も担当した。こうした経験も踏まえて講義を行う。


教科書コメント

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