シラバス参照 |
年度 | 2024 |
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科目名 | データサイエンスのためのPython |
担当者名 | 中村 勝則 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
Python 言語の入門と プログラミングの ための 基礎知識の習得. 特にデータサイエンス( DS )に必要となるプログラミングの ための 基礎知識の習得を目的とする. Python 言語はデータサイエンス,機械学習,人工知能関連の分野で広く用いられている言語である.この科目は, Python 言語による基本的なスクリプティングが 自力でできるようになることを目的とする. この科目は文系の学生でも理解できるように配慮し,プログラミングの学びに入るための前提知識や統計学の基礎知識についても言及する.また将来,システム開発系の職に就くことを志す人のためにも 最初の学びの機会となる. |
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到達目標 Class Goal |
プログラミングで扱うデータの型の概念,繰り返しや条件分岐などの制御構造,ファイルシステムの概念とデータの入出力のための方法,関数定義やオブジェクト指向プログラミングの概念を習得し,それら知識に基づいて データ処理のための プログラムを書くことができる. データサイエンス,機械学習の分野で実際に使用されているプログラムライブラリを用いて実習することで,具体的にプログラミングができる. |
授業内容 The Content of the Course |
実際に Python 言語処理系を用いて,プログラミングの実習を通して基礎知識を身につける. |
授業計画 Class Plan |
対面15回 【対面】第 1回 プログラミングに関する基礎知識(変数とデータ型,数値,文字列) 【対面】第 2回 データ構造1:リスト,タプル 【対面】第 3回 データ構造2:辞書オブジェクト,セット 【対面】第 4回 データの入出力1:ファイルとディレクトリの基礎知識 【対面】第 5回 データの入出力2: CSV 形式ファイルの取り扱い 【対面】第 6回 関数定義 【対面】第 7回 オブジェクト指向プログラミング1 【対面】第 8回 オブジェクト指向プログラミング2 【対面】第 9回 データサイエンスのための基礎1:統計処理の基礎知識 【対面】第 10 回 データサイエンスのための基礎2:統計処理のためのデータ構造 【対面】第 11 回 データサイエンスのための基礎3:統計処理のための API 【対面】第 12 回 データサイエンスのための基礎4:データの可視化1 【対面】第 13 回 データサイエンスのための基礎5:データの可視化2 【対面】第 14 回 総括1:振り返り.データサイエンス,機械学習への応用の可能性 【対面】第 15 回 総括2:今後の学びのためのロードマップ ※ ここに挙げた内容とスケジュールは,授業の進捗を鑑みて若干の変更があることを予め了承されたい。 |
授業方法 Class Method |
PC端末を備えた演習室で実施する, 対面による実習形式 で実施する. |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
共通教育科目のクラスコードは、「共通教育サイト」に一覧掲示する。 抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。 科目担当者からの招待は行わない。 「共通教育サイト」 https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html ◆Classroomへの参加登録の遅れや入室間違いは、教員からの指示が得られず課題等が未提出となる。それらが単位修得に係る評価に影響するので、十分に注意すること。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
授業中,授業後共に独自のSNS と e-Learning システムを 用いたアクティブラーニングを展開する. 授業に関する連絡は本学の Google Classroom を使用する. |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
事前に配布する資料に目を通すこと.また学習後は学んだ知識がどのような局面で有効となるかについて考えること. 宿題を出すことがある. |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:・小テストまたは提出物75 点( 5 点× 15 回) ・作品制作25 点( 10 点+ 15 点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
本学のGoogle Classroom に加え, 独自の SNS と e Learning システムを用いる. |
教科書 Textbook |
担当者が用意したものを使用する. |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
本科目で学ぶ知識の内,公共の益に資すると判断するものに関してはWeb 上で 一般に 公開することがある. |
受講上の注意 Notices |
基本的なPC 操作ができることを前提とする.マウスとキーボードの操作,ファイルやフォルダの扱い,ワープロによる文書作成が可能であることを前提とする. ただし,プログラミングに関する知識の無い者でも受講可能である.予習,復習や課題の取り組みに使用するために,個人で使用できるPC を自宅に持っていることが望ましい. 本科目の内容は概略的なものではなく,プログラミングの実習を主とするので,根気と注意力を要することを予め認識すること. |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
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実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
シラバス参照 |