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年度 | 2025 |
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科目名 | 地誌学 |
担当者名 | 松山 薫 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
地域のありようを様々な視点から総体的に捉えることを目的とする。あわせて、地理学と歴史学との接点についても考える。また、本科目は、中学教科社会および高校教科地歴を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一つの目的とする。 |
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到達目標 Class Goal |
自然環境とそこに暮らす人々の生活様式について比較検討しながら評価することができる。教職課程履修者は、学修内容を当該の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。 |
授業内容 The Content of the Course |
地誌とは、ある特定の地域に関する記述であり、自然環境と社会環境の双方の視点が含まれる。本授業では、まず古来より様々な主体によって多様な目的のために編纂されてきた地誌を、地誌学的な観点から紹介する。次に、日本の自然環境とそれに対応した人々の生活に関して学ぶ。さらに、学校教育における地誌教育や一般教養の需要に応える、様々な媒体を通した地理コンテンツについて考える。 |
授業計画 Class Plan |
第1回:地誌/地誌学とは何か 第2回:ヨーロッパにおける世界認識 第3回:日本における地誌書の系譜(1) 近代以前-官撰地誌 第4回:日本における地誌書の系譜(2) 近代以前-私撰地誌 第5回:日本における地誌書の系譜(3) 近代以降-官撰地誌 第6回:日本における地誌書の系譜(4) 近代以降-私撰地誌 第7回:自然環境と人々の生活(1) 日本の地形 第8回:自然環境と人々の生活(2) 治水事業と地域 第9回:自然環境と人々の生活(3) 日本の気候、気候景観 第10回:地域資源としての緯度経度 第11回:学校教育における地誌教育 第12回:地理教育と多様な地理コンテンツ(1) 地理唱歌 第13回:地理教育と多様な地理コンテンツ(2) 県民歌 第14回:地理教育と多様な地理コンテンツ(3) 郷土かるた 第15回:地理教育と多様な地理コンテンツ(4) 都道府県擬人化漫画、全体まとめ 定期試験は実施しない。 |
授業方法 Class Method |
講義形式,グループワーク。遠隔授業の回がある(日程は授業開始以降に通知)。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
q3trxox |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
課題や,学生からの質問等に対応した内容を,グループで検討する。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
事前配布された資料について、関連事項を調べておくこと。 講義内容を復習し、専用のノートにまとめ、いつ小テストがおこなわれてもよい状態で備えておく こと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:小テスト(70%)、課題(30%) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
講義中に、提出されたコメントカードや小テストの結果について、説明や講評を行う。 |
教科書 Textbook |
中学・高校で使った地図帳。持っていない人は,二宮書店編集部編『高等地図帳2024-2025』を購入すること。 |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
講義の順序や内容の多寡は、受講生の理解度により多少変更することがある。 教職課程履修学生はこの授業科目修了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また、成績評価発表以降に生恵s機とともに担当教員によるコメントを参照し、自己の学習状況について把握すること。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解1-1日本史および隣接領域(日本地理学、民俗学、人類学、考古学、文化史等)に関する基礎的・専門的知識を修得している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
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