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年度 2025
科目名 卒業研究
担当者名 藤井 達矢
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
自分で選択したテーマについての理解を深めるとともに、論文の形にまとめていくことを目的とする。教育演習で身につけた、教育・保育に関する課題を自ら探究する力を一層高める。また、担当者によっては、作品公開や技能実演を目的とする。
到達目標
Class Goal
(1)研究に必要な幅広く深い知識と、研究を進めるためのスキルを身につける。
(2)教育・保育に関する多様な考えを批判的に理解し、自分の見解をもつことができる。
(3)身につけたスキルをもとに、説得力あるプレゼンテーションができる。
授業内容
The Content of the Course
現代のアートシーンに直接触れながら、アートが社会や人にもたらす「力」について考える。それらの調査・研究を経て、自らワークショップやアートプロジェクトを企画運営し、様々な形で発信する。
1.主な活動(学外)
 壁画制作(西宮市立鳴尾小学校)、丹波大納言小豆絵本制作(丹波市)
2.アートプロジェクトでの活動(学外)
 美術館などでの活動、各種ワークショップ、各種アートプロジェクト、
 各種アートイベント<例:野外アートフェスティバル(西宮市)>
3.調査・研究
 ・地域社会における活動に関する課題の考察
 ・アートを柱とした街づくりの事例研究
  <例:「大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟)、「瀬戸内国際芸術祭」(四国)、「ミュンスター彫刻プロジェクト」(ドイツ)他>
 ・研究会やシンポジウムへの参加
 ・発表会
4.企画・運営(学外)
 ワークショップ、アートイベント、アートプロジェクト<例:武庫川団地自治会・宝塚市・西宮市・スポケーン市>、展覧会
5.情報発信
 ホームページ、情報誌
6.個人・グループ作品(鳴尾小学校壁画ほか)または論文とその発表
授業計画
Class Plan
第1回 この授業の目的および内容について(研究倫理教育を含む)
第2回 社会とアートの関係性について内外の事例考察
第3回 社会とアートの関係性について内外の事例考察
第4回 アートプロジェクト調査
第5回 アートプロジェクト調査
第6回 ディスカッション
第7回 ディスカッション
第8回 ワークショップ1計画
第9回 ワークショップ1計画
第10回 ワークショップ1準備
第11回 ワークショップ1準備
第12回 壁画制作計画
第13回 壁画制作準備
第14回 壁画制作
第15回 前期活動の検証、プレゼンテーション、教職ファイルへの記入
第16回 ワークショップ2計画
第17回 ワークショップ2計画
第18回 ワークショップ2準備
第19回 ワークショップ2準備
第20回 地域活動計画
第21回 地域活動計画
第22回 地域活動準備
第23回 地域活動
第24回 地域活動
第25回 地域活動
第26回 ディスカッション
第27回 ディスカッション
第28回 卒業研究発表(作品含む)準備
第29回 卒業研究発表
第30回 活動の検証、まとめ、教職ファイルへの記入
授業方法
Class Method
基本的に、地域と協働する学外での活動が中心となる。時間割にある時限では主に<ミーティング>や活動の下準備を行う。受講者自らが地域各団体(自治会・自治体・ほか)との充分な<ディスカッション>を経て、企画を実現させる。またそれらの記録を<検証>し、次の活動へとつなげる。
卒業研究の柱は、壁画制作(西宮市立鳴尾小学校ほか)である。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
t3h7l6g
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
ディスカッション グループワーク プレゼンテーション
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
普段から特に現代美術の展覧会やプロジェクトにできるだけ参加し、造詣を深めておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:・「卒業論文・卒業制作(制作書を含む)・卒業演奏(内容解説書を含む)等60点」,「卒業研究への積極的取り組み度20点」,「発表20点」
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
主にClassroomを介して随時行う。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
西宮市内:武庫川団地自治会、UR都市機構、西宮市文化振興財団、ほか
兵庫県内:丹波市、宝塚市、宝塚市文化財団、ほか
その他:スポケーン市
受講上の注意
Notices
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
3.思考・判断 3-2 教育・保育に関する課題解決に向けて、様々な情報を統合し、論理的な思考ができる。
4.態度・志向性 4-2 教育・保育に関して、生涯にわたり学び続ける力を身につけている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
中学校・高等学校教諭(美術)としての経験や幼稚園での造形指導、さらに子ども対象のアートワークショップを実施してきた。
その他ジャンルにとらわれない美術家としての活動や、地域に根差した芸術祭でアートプロデューサーを務めるなど、社会におけるアートの在り方を模索してきた経験も授業に活かしている。
教科書コメント

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