シラバス参照

年度 2025
科目名 障害者・障害児心理学
担当者名 新澤 伸子
単位 2.0
履修便覧ページへ
★★「単位」には開講学年の単位が表示されています。★★
★★「単位」が「-(ハイフン)」で表示されている場合は各自の履修便覧で単位を確認してください。★★


科目目的
Course Objectives
各障害について定義(概念)を明確にし、それぞれの障害に特有の発達上の課題、社会生活上で生じてくるさまざまな問題を理解し、問題解決のための心理学的援助のあり方を理解することを目的とする。
到達目標
Class Goal
1.身体障害、知的障害および精神障害について概説できる。
2.障害者、障害児の心理社会的課題および必要な支援について概説できる。
授業内容
The Content of the Course
さまざまな障害のある人に心理学的援助を提供するにあたって必要な基本的知識を全15回にわたって講義する。各障害について理解するために、まず、障害の概念(状態像)やアセスメントの方法について説明し、さらに、障害児・障害者の心理特性および必要な心理学的支援のあり方について講義する。
授業計画
Class Plan
対面授業 15回

第1回 オリエンテーション、ICFの障害の概念と合理的配慮
第2回 知的障害の定義、分類と心理特性
第3回 知的障害児者の心理特性と支援
第4回 発達障害の定義、診断
第5回 自閉スペクトラム症児者の心理特性と支援
第6回 ADHD児者およびLD児者の心理特性と支援
第7回 肢体不自由児者の心理特性と支援
第8回 視覚障害児者の心理特性と支援
第9回 聴覚障害児者の心理特性と支援
第10回 精神障害の定義、診断
第11回 精神障害者の心理特性と支援①
第12回 精神障害者の心理特性と支援②
第13回 障害児の家族の心理と支援
第14回 障害者の家族の心理と支援
第15回 まとめ
授業方法
Class Method
対面で講義形式で実施する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
Classroom:2025 障害者・障害児心理学
クラスコード:u3lid3m
※Classroomは、資料配付および課題提出に用いる。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
障害の疑似体験や当事者の声を視聴した回では、ディスカッションを取り入れる。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
身体障害、知的障害、発達障害、精神障害と範囲が広いため、各テーマについて、予習および復習で補うことが求められる。専門用語について、事前に附属図書館で関連図書で調べたりインターネットで検索して確認する。また、より発展した内容については、授業中に紹介される参考図書等や特に興味をもったテーマについて、自分でさらに情報取集して学ぶことで、知識の定着や拡がりをはかることが求められる。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:平常点 100点満点
 内訳 小レポート 25点満点×1回
    ミニッツペーパー(小テスト含む)5点×15回
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
Google Formのミニッツペーパーの小テストについては、正解・不正解のフィードバックを行う。解説が必要な項目については、次回の授業の冒頭で説明を行う。ミニッツペーパ―にあげられた質問事項については、次回に授業の際に、冒頭で回答する。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
公認心理師受験資格取得のための必修科目です。
ミニッツペーパーおよび小レポートは、期限までに必ず提出すること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
【心理学科】
1.知識・態度 1-1 心理学に関する専門的知識を有している。
1.知識・態度 1-2 心理学の方法論を理解している。
1.知識・態度 1-3 人間の心理や行動を科学的に捉えることができる。
【社会福祉学科】
3.思考・判断 3-4 倫理的ジレンマに惑わされることなく、問題に対する解決策を立案し、冷静・柔軟に公正な判断のもとに実行することができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
臨床心理士、公認心理師としての福祉現場や大学の附置臨床センターでの相談および心理的支援の実務経験をもとに講義を行う。
教科書コメント

シラバス参照