シラバス参照 |
年度 | 2025 |
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科目名 | 発達心理学 |
担当者名 | 稲葉 小由紀 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
①人間の発達を単なる成長と捉えることなく乳幼児期から青年期の各時期に起こる様々な事象を通して発達し続けていることを学ぶ。 ②特に人間の心理的発達について、心理学的視点から考察を深める。 |
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到達目標 Class Goal |
、①乳幼児から成人までの発達過程を理解する。 ②中学生および高校生の発達課題を理解し、教育実践に生かすことができる。 |
授業内容 The Content of the Course |
人間の生涯を発達時期に分け、各時期の全般的な特徴、心理的変化、他の事象との関係性、諸問題について見ていく。その中で、各発達時期について考察し、自分の考えを明らかにしていく課題を与える。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 発達心理学とは・・(1) 発達心理学を学ぶ意義 (2) 授業の進め方と評価方法について 第2回 発達心理学の基礎・・(1) 発達の規定因 (2) 発達段階と発達課題 (3) 障害について 第3回 胎児期・乳児期・(1) 一般的特徴 (2) 個性の発現 (3) 社会性の芽生え (4) 障害について 第4回 幼児期・・(1) 一般的特徴 (2) 個性の発達の基礎 (3) 社会性の発達 (4) 障害について 第5回 児童期・・(1) 全体的特徴 (2) 個性の発達としての認知発達 (3) 社会性の発達 (4) 障害について 第6回 青年期1・・一生涯の中の青年期について 第7回 青年期2・・青年期の身体的変化と心理的影響について 第8回 青年期3・・青年期の認知と感情の発達 について 第9回 青年期4・・青年期の自己意識の形成について 第10回 青年期5・・アイデンティティの発達について 第11回 青年期6・・青年期の親子関係について 第12回 青年期7・・青年期の友人関係・恋愛関係について 第13回 青年期8・・青年期の社会性の発達について 第14回 成人期と中年期・・(1) 全体的特徴 (2) 個性化 (3) 社会性の発達 (4) 障害について 第15回 老年期・・(1) 全体的特徴 (2) 個性化 (3) 社会性の発達 (4) 障害について |
授業方法 Class Method |
基本的には講義型の授業であるが、心理学で用いられる心理テストを実施し、理解を促す回もある。 また、授業内容や実施した心理テストに関して、教育者や養育者の立場になったらどのように考えられるかを記述する機会を設けている。 授業内容を把握しているかを確認するため、毎授業の初めに前の回の授業について確認テストを行う。テスト内容は、記述式(授業内容について考察する)を用いる。評価をつけたテストは次回の授業までに返却する。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
「 yle6ydl 2025 発達心理学 」 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
理解や想像が難しい事象については、心理テストを実際におこなって考えを深める。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
前の回の授業内容について把握し、自分なりに考えをまとめておくこと。 自分の考えを文章で表わすことができるように次回の授業までに準備すること。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](30点) ・平常点(70点) 平常点等配点内訳:授業内で行う小テスト・課題・小レポートの合計得点を70点満点に比率変換した点が平常点になる。 授業内で行う小テスト・小レポート・課題と最終レポートで評価する。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
毎回の確認テストは、評価をつけたうえで次の授業時に返却する。必要に応じて個人と全体に説明をおこなう。 |
教科書 Textbook |
授業内で適宜、参考図書を紹介する |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
第1回目の授業に必ず出席すること。 教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1健康・スポーツに関する基礎的知識から専門的知識を幅広く体系的に修得している。 1-2健康・スポーツの実践・指導・管理のための適切で正しい方法を理解している。 2.技能・表現 2-2健康・スポーツを実践・指導・管理するためのコミュニケーション能力(外国語を含む)を修得している。 3.思考・判断 3-1健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、達成すべき成果を明確に設定した上で、問題を解決できる論理的思考 力を有している。 3-2健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、安全・安心を最優先し、状況に応じた臨機応変で柔軟な判断ができる能力を有している。 4.態度・志向性 4-1学際的な視点から専門分野を捉え、現場から実践的に学ぶ態度を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
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