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年度 2025
科目名 スポーツ施設マネジメント論
担当者名 工藤 康宏
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
公共および民間のスポーツ施設の管理運営、屋内外のスポーツ施設において行われるイベントや教室等の具体的なマネジメントについて理解を深める。また、商業スポーツ施設(民間フィットネスクラブ等)の運営管理、公共スポーツ施設の安全対策、公共スポーツ施設のイベント運営、地域スポーツ施設のマーケティング、学校体育施設の運営等の実践的な事例にふれながらスポーツ施設のマネジメントについて学修する。
到達目標
Class Goal
スポーツ施設の管理運営について基本的な知識や実務を学び、実際のスポーツ施設利用時や運営に携わる際に必要となる知識やスキルを習得する。また、スポーツ活動中およびスポーツ施設の運営管理における安全管理に関する法律、規則を学び、理解を深め、公益財団法人日本スポーツ施設協会が認定する「スポーツ施設管理士」資格取得に結び付く知識を身につけることを目指す。
授業内容
The Content of the Course
公共および民間のスポーツ施設運営に関わる諸側面を扱いながら、屋内外のスポーツ施設(水泳プール含む)においてどのようなファシリティマネジメントが行われているか。また、イベントや教室、レギュラープログラムの具体的な事例について理解を深めながら、ファシリティマネジメントの詳細についても学習していく。商業スポーツ施設(民間フィットネスクラブ等)の管理運営、公共スポーツ施設の安全対策、公共および民間スポーツ施設で行われるイベント運営、地域スポーツ施設のマーケティング、学校体育施設の運営等に焦点を当て、実践的な事例を交えながら、解説する。本講義は、(公財)日本スポーツ施設協会の資格認定講座であり、認定試験に合格し登録すると「公認スポーツ施設管理士」資格が付与される。
授業計画
Class Plan
第1回 ガイダンス・スポーツ施設の定義
第2回 スポーツ施設のマーケティング
第3回 スポーツ施設の安全管理 (スポーツフロアの維持管理を含む)
第4回 スポーツ施設の法的責任
第5回 屋内スポーツ施設の維持管理と諸規則 (スポーツフロアの維持管理を含む)
第6回 スポーツ施設の音響と照明の維持管理
第7回 スポーツ施設の用器具の維持管理
第8回 中間のまとめ (音響と照明の維持管理を含む)
第9回 屋外スポーツ施設の維持管理と諸規則
第10回 スポーツ施設事例 (スポーツフロアの維持管理を含む)
第11回 芝生の造成と維持管理(人工芝を含む)
第12回 水泳プールの維持管理と諸規則
第13回 体育施設の劣化と保全
第14回 スポーツ施設経営論
第15回 全体のまとめ
授業方法
Class Method
パワーポイントおよびテキストを使用した対面形式の講義を行う予定である。また講義受講後、Googleフォームなどを用いた講義内容の振り返り小テスト、課題レポートの提出、グループワークなどを予定している。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
初回授業までに、クラスルームに招待する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
適宜、グループディスカッション、グループワーク、レポート作成、プレゼンテーション等の機会を設ける予定である。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:授業計画および授業方法に記載されているキーワードについて事前に調べておくこと。前回の授業時に指示する教科書の範囲をよく読むなど自宅学習を行うこと。(1.5時間程度)
復習:講義後半に提示する本講義のまとめについて、講義後に復習を自宅にて行うこと。(1.5時間程度)
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:課題レポート・提出物30点、グループワーク20点、各講義の振返り20点、コメントシート30点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
(1)授業の最初に、前回の授業の振り返りとGoogleフォームなどに記入してもらった振り返りやコメントシートのフィードバックを行う。
(2)中間のまとめや最後の授業のまとめにおいて、全体に対するフィードバックを行う。
教科書
Textbook
テキストは授業内で販売します。
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
テキストを必ず購入すること。(購入方法については講義の中で説明する)

また、提出物の期限厳守、書籍や資料の通読を行うこと。授業計画は、進行状況により多少前後、変更する場合がある。学生の講義内容の理解の確認や教員へのフィードバックのために、スマートホンあるいはタブレットなどのQRコードリーダーを使用します。

資格試験は、授業期間外に実施します。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解
1-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツに関する基礎的知識から専門的知識を幅広く体系的に修得している。
1-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理のための適切で正しい方法を理解している。
2.技能・表現
2-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツを実践・指導・管理するための基本的・専門的技能を修得している。
2-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツを実践・指導・管理するためのコミュニケーション能力(外国語を含む)を修得している。
3.思考・判断
3-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、達成すべき成果を明確に設定した上で、問題を解決できる論理的思考力を有している。
3-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、安全・安心を最優先し、状況に応じた臨機応変で柔軟な判断ができる能力を有している。
4.態度・志向性
4-1 学際的な視点から専門分野を捉え、現場から実践的に学ぶ態度を有している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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