シラバス参照 |
年度 | 2025 |
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科目名 | スポーツ・ヘルスツーリズム論 |
担当者名 | 工藤 康宏 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
スポーツツーリズムの歴史や概念、現状、事例などを学び、現代社会で展開されているスポーツツーリズムの意義や役割を理解し、説明できる基礎的知識を身につける。また、スポーツツーリズムの国内外の事例を通じて、その現状や課題を理解すること、さらに近接領域である健康をテーマとしたヘルスツーリズムの役割や課題について学修する。 |
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到達目標 Class Goal |
新しいビジネス領域であるスポーツツーリズム、ヘルスツーリズムについて理解を深め、現代社会において注目される背景や理由、推進する上での課題などを理解する。また国内外のヘルス•スポーツツーリズムに取り組む事例を収集学修することで、スポーツツーリストやヘルスツーリストと呼ばれる参加者 (消費者)の行動や動機、選好に対する理解を深めることを目指す。 |
授業内容 The Content of the Course |
比較的新しい領域であるスポーツツーリズムを中心に、近接領域を含め、その関連を学んでいく。また、観光立国を目指す我が国の柱の一つとして期待されているスポーツツーリズムが、期待される理由、課題、地方自治体の取り組みなどについて、理解を深めていく。スポーツツーリズムと領域が近く、関連性が高いヘルスツーリズムやアドベンチャーツーリズムの国内外での取り組みについて学び、その現状と課題について理解を深めていく。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 オリエンテーション 授業の進め方、導入 第2回 近接領域とスポーツツーリズム/ヘルスツーリズム 第3回 スポーツ/ヘルスツーリズムの概念 第4回 スポーツツーリズムの市場と空間 第5回 スポーツツーリズムの場所と環境 第6回 スポーツ/ヘルスと観光経験 第7回 中間の振り返り・まとめ 第8回 ツーリストの理解① 第9回 ツーリストの理解② 第10回 観光地ライフサイクル(スポーツ/ヘルス) 第11回 まちのマーケティング 第12回 スポーツ/ヘルスツーリズムと地域活性化 第13回 ヘルスツーリズムの事例研究 第14回 スポーツツーリズムの事例研究 第15回 まとめ |
授業方法 Class Method |
パワーポイントなどを使用した対面形式の講義を行う。一部、グループディスカッション、グループワーク、課題レポート・提出物、各講義の振り返り(小テスト)などを予定している。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
初回授業までに、クラスルームに招待する。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
適宜、グループディスカッション・グループワーク・レポート作成・プレゼンテーション等の機会を設ける。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:授業計画および授業方法に記載されているキーワードについて事前に調べておくこと。前回の授業時に指示する資料の範囲をよく読むなど自宅学習を行うこと。(1.5時間程度) 復習:講義後半に提示する本講義のまとめについて、講義後に復習を自宅にて行うこと。(1.5時間程度) |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:毎授業の振り返り40点(10点×12回を平常点全体の4割程度に換算)、レポート30点、コメントシート30点(3点×15回を平常点全体の3割程度に換算) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
・授業の最初に、前回の授業の振り返りとGoogleフォームなどに記入してもらった小レポートのフィードバックを行う。 ・中間のまとめや最後の授業のまとめにおいて、全体に対するフィードバックを行う。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
スポーツツーリズム入門/ジェームス・ハイアム、トム・ヒンチ[著] 伊藤央二、山口志郎[訳]/晃洋書房 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
学生の講義内容の理解の確認や教員へのフィードバックのために、スマートフォンあるいはタブレット等のQRコードリーダーを使用しますので、使用できるように準備してください。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理のための適切で正しい方法を理解している。 2.技能・表現 2-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツを実践・指導・管理するためのコミュニケーション能力(外国語を含む)を修得している。 3.思考・判断 3-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、達成すべき成果を明確に設定した上で、問題を解決できる論理的思考力を有している。 3-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、安全・安心を最優先し、状況に応じた臨機応変で柔軟な判断ができる能力を有している。 4.態度・志向性 4-1 学際的な視点から専門分野を捉え、現場から実践的に学ぶ態度を有している。 4-2 高い倫理観に基づいて行動するスポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践的リーダーを目指す強い意欲と意志を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
夏季・冬季オリンピック研修ツアーの催行(JTBとの連携事業) マウイマラソン研修ツアーの催行(JTB・サニーサイドアップとの連携事業) 北米アスレティックトレーナー研修の催行 日本スポーツツーリズム振興機構会員 |
教科書コメント |
シラバス参照 |