シラバス参照 |
年度 | 2025 |
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科目名 | 消費者経済学 |
担当者名 | 平井 拓己 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
消費者の立場から現在の経済環境とその動向を読み、状況の変化に適応した合理的な行動ができるよう、現在の日本経済及び世界経済を取り巻く消費生活と密接に関連する問題を考える上で、重要な考え方及びデータの見方を学ぶ。 |
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到達目標 Class Goal |
・家計に関する経済学の用語と基本的な概念が理解できる。 日本経済の成長の軌跡、および目下、起こっている様々な問題に関する知識、および日本を取り巻く世界各国の経済の状況についての知識を活用できる。 ・今後の望ましい経済社会の在り方と課題について深く考える姿勢をもとに、自分の意見を述べることができる。 |
授業内容 The Content of the Course |
身近な暮らしのなかから、現在日本および世界経済に起こっている様々な問題を考える上で重要なトピックやキーワードについて解説する。 受講生が、経済紙等に書かれている内容を理解しながら、そのまま鵜呑みにせず批判的に考えることができるようになることを目指す。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 オリエンテーション/今知っていることの確認 第2回 消費者とは誰のことか(家計と消費) 第3回 モノの値段はどのように決まるのか(市場の仕組みと物価) 第4回 なぜお金が必要なのか(貨幣と金融) 第5回 日本銀行とはどんな銀行か(金融政策) 第6回 なぜ税金を払わなければならないのか(財政と税金) 第7回 政府は集めた税金をどう遣うのか(財政政策) 第8回 若い世代は年金がもらえるのか(社会保障) 第9回 株とは何なのか(株式会社) 第10回 株が上がる・下がるとはどういうことか(株式市場) 第11回 円高・円安はどちらが得なのか(グローバル化と日本経済) 第12回 日本がTPPに参加するとどうなるのか(貿易) 第13回 大学生には就職先があるのか(雇用問題) 第14回 どんな働き方が良いのか(日本的雇用慣行) 第15回 まとめ:社会人になるために必要な経済の知識とは |
授業方法 Class Method |
対面を中心とするが必要に応じて遠隔授業を実施する。パワーポイントを用いた講義を中心に行う。(新聞記事やビデオなどを用いて、実例を多く取り上げる) |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
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アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
受講生は、毎回講義で紹介する映像や講義内容に関する質問について指定の用紙に記入し、小レポートとして提出する。 また、毎回提示される課題について自ら調べ、次回授業に指定の用紙にまとめ、あわせて提出する。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
めまぐるしく変化する経済情勢を的確に把握するために、できるだけ毎日、新聞・雑誌、およびインターネット情報などに目を通してもらうことを奨める。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加と毎回提示される課題(小レポート)の提出 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
授業各回の冒頭に復習の時間を設け、前回の小レポートの内容について取り上げる。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
受講生の皆さんには、予習・復習を通じて講義に積極的に参加されることを望む。講義中の私語はマナー違反としてくれぐれも慎むこと。 前の回に配付した資料を持参すると、授業内で前回の復習を行う際役立つ。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1 社会生活に関わる事象に対し、社会的・経済的な観点から専門的な知識を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
地方自治体の調査研究機関における経験を踏まえて、経済情勢を理解する方法について解説する。 |
教科書コメント |
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