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年度 2025
科目名 生化学Ⅱ
担当者名 澤田 小百合
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
代謝、ホメオスタシス、免疫などの生命機能について、関連する生体分子やその情報伝達経路、さらに遺伝子発現機構などを総合的に理解できることを目的とする。
到達目標
Class Goal
生命現象を、栄養素を含む分子やそれらの情報のやり取り、さらには遺伝子発現変化が連続して生じていることとして捉え、その基本原理を理解することを到達目標とする。
授業内容
The Content of the Course
生化学Ⅱでは、生化学Ⅰに引き続き生体分子の構造と性質およびそれらの代謝について学ぶ。すなわち、ヌクレオチドの構造と性質およびその代謝、核酸の構造と機能、遺伝子発現とその制御、さらにホルモンや情報伝達物質の構造と作用機序、生体防御と免疫について学ぶ。
授業計画
Class Plan
第1回  中間代謝の概要
第2回  ヌクレオチドと核酸の化学
第3回  ヌクレオチドの代謝 1
      プリンヌクレオチドの合成
第4回  ヌクレオチドの代謝 2
      ピリミジンヌクレオチドの合成
第5回  ヌクレオチドの代謝 3
      ヌクレオチドの分解
第6回  遺伝子発現とその制御 1
      DNAの構造、複製、修復
第7回  遺伝子発現とその制御 2
      タンパク質の合成、輸送、分解
第8回  遺伝子発現とその制御 3
      遺伝子発現の制御、栄養と遺伝子、遺伝子多型
第9回  個体の調節機構とホメオスタシス 1
      情報伝達の機序と役割
第10回 個体の調節機構とホメオスタシス 2
      情報伝達物質と細胞応答
第11回 個体の調節機構とホメオスタシス 3
      ホルモンと生体調節
第12回 生体防御機構 1
      免疫機構とその特徴(1)
第13回 生体防御機構 2
      免疫機構とその特徴(2)
第14回 生体防御機構 3
      アレルギー
第15回 まとめ
定期試験
授業方法
Class Method
授業は、講義資料プリント配布と板書を中心に講義形式で進める。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
別途連絡する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:授業項目範囲について教科書を読んでおくこと。
復習:授業終了後は資料プリントや講義ノートを整理してまとめておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(80点)

・平常点(20点) 平常点等配点内訳:小テスト 20点
小テストの実施について事前に実施日の連絡はしない。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
小テストは評価後授業中に解説を行う。
教科書
Textbook
生化学 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/石堂一巳、福渡 務/南江堂
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
教科書は、生化学Ⅰ(1年前期開講)で用いたものを使用する。
学生の理解度に応じて授業計画の内容を若干変更することがある。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.食品学および栄養学に関する基本的な専門的知識、および、食品成分とその機能性に関する高度な専門的知識を身につけている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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