シラバス参照

年度 2025
科目名 副科器楽B(ヴァイオリン)
担当者名 奥野 敬子
単位 1.0
履修便覧ページへ
★★「単位」には開講学年の単位が表示されています。★★
★★「単位」が「-(ハイフン)」で表示されている場合は各自の履修便覧で単位を確認してください。★★


科目目的
Course Objectives
自らの専門以外の楽器の奏法の習得を目的とし、広く器楽教育の視野を持てるようにする。
本科目は、中高教科音楽を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
ヴァイオリンの基礎的な奏法を確かなものにし、さらに表情豊かに楽曲の演奏ができるようにする。
教職課程履修学生は、学修内容を中高教科音楽の内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
教職を取る学生のために学校教育に於ける器楽学習のための研究を行う。今日の学校教育の現場においては多様な音楽教育が行われている。自分の専門外の楽器を研究することは教職取得のみならず、大きな意味で、自分の音楽世界が広がっていくことであろう。
授業計画
Class Plan
第1回 副科器楽Aの復習 (1)奏法 (2)運指 
第2回 ピチカート奏法の練習
第3回 第1ポジションおよび第3ポジション間の移動練習       
第4回 第3ポジションにおける音程の取り方        
第5回 第1ポジションおよび第3ポジション間の移動を使った楽曲練習        
第6回 フラジオレット奏法について
第7回 和音奏法について
第8回 第7回までの様々なテクニックを使用した楽曲の演奏        
第9回 楽曲の演奏 その1(テクニックの習得は容易ではないので、復習を繰り返しながら行う)
第10回 楽曲の演奏 その2        
第11回 楽曲の演奏 その3       
第12回 楽曲の演奏
    (1)楽器の特性に合ったテクニックの習得 (2)ビブラート練習    
第13回 演奏表現について
    (1)習得したテクニックを使った楽曲の復習 (2)音程に対する鋭い感覚
(3)フレーズの流れ (4)いきいきとしたリズム        
第14回 総まとめ その1
    (1)呼吸と演奏について (2)音程に対する鋭い感覚 (3)フレーズ感
    (4)リズム感        
第15回 総まとめ その2
    (1)呼吸と演奏について (2)音程に対する鋭い感覚 (3)フレーズ感
    (4)リズム感
定期試験      

以上の項目を、それぞれの能力に応じて進度調整しながら、各楽器の演奏を習得する。
授業方法
Class Method
グループ実技レッスン
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
グループワーク
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
楽器の状態をいつも良好に保つため、チェックする。前回学習した内容の復習をよくする。配布したプリント以外にも楽器に関する本など自主的に読んで理解を深める。 
教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領および教科書等を積極的に活用する。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(80点)

・平常点(20点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度(20点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
平常授業では、毎回授業の際必ず前回授業の復習をしてから次のステップへ進む。
テスト前の授業では、全授業の総ざらいをしてテストにのぞむ。
実技試験後は、個々の学生への講評を行ない、履修者それぞれに学習目標を全般的に示す。
教科書
Textbook
その都度プリント配布。
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
特になし
受講上の注意
Notices
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現
  2-2 指導者・教育者として備えておくべき伴奏、合唱・合奏指導、指揮等の知識と技能を習得している。
  2-3 合唱・合奏・室内楽などのアンサンブル、また、オペラ、コンチェルトなどの総合的な実技能力を習得している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
オーケストラ団員として長く音楽活動を続けてきた経験を基に、音楽解釈の考え方とその実践や演奏においての奏法等の基本を指導する。
教科書コメント

シラバス参照