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年度 2025
科目名 細胞生物学
担当者名 髙橋 悟・水野 英哉
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
生命現象を細胞レベル、分子レベルで理解できるようになるために、生命体の最小単位である細胞の成り立ちや生命現象を担う分子に関する基本的事項を修得することを目的とする。
到達目標
Class Goal
1)細胞膜、細胞小器官、細胞骨格などの構造と機能に関する基本的事項を修得する。
2)細胞間コミュニケーションおよび細胞内情報伝達の方法と役割に関する基本的事項を修得する。
3)細胞周期と分裂、細胞死に関する基本的事項を修得する。
4)遺伝および発生に関する基本的事項を修得する。
授業内容
The Content of the Course
・細胞生物学の領域に関して、以下の授業計画に従い、学習する。
・個々の分子や専門用語だけではなく、それらを生きた形でつないで仕組みを理解することが重要である。生物系にも規則性や法則性があるので、基本事項を整理して、つなげて考えることで思考力、応用力が身につく。学習の意識として、このようなことを十分に理解しておくこと。
授業計画
Class Plan
必修科目

第1回 細胞小器官、細胞膜(C6-1-1-1,2、C6-1-2-1)【高橋担当】
第2回 膜輸送(C6-1-1-2、C6-3-4-1)【高橋担当】
第3回 タンパク質の生合成、選別輸送(C6-1-1-2、C6-3-2-1)【高橋担当】
第4回 タンパク質の折りたたみ、翻訳後修飾、分解(C6-3-2-1,2)【高橋担当】
第5回 細胞接着、細胞外マトリックス分子(C6-6-3-1,2)【高橋担当】
第6回 受容体、細胞内情報伝達1(C6-6-1-1、C6-6-2-1〜5)【水野担当】
第7回 受容体、細胞内情報伝達2(C6-6-1-1、C6-6-2-1〜5)【水野担当】
第8回 演習課題とフィードバック【高橋、水野担当】
第9回 細胞骨格1(C6-1-3-1)【高橋担当】
第10回 細胞骨格2(C6-1-3-1)【高橋担当】
第11回 細胞周期と細胞分裂(C6-7-1-1,2)【水野担当】
第12回 がん細胞(C6-7-3-1,2)【水野担当】
第13回 発生と分化(C6-7-1-2、C7-1-2-1,2)【水野担当】
第14回 細胞死(C6-7-2-1)【水野担当】
第15回 遺伝(C7-1-1〜3)【水野担当】

定期試験

授業項目は、前後入れ替わることがある。
授業方法
Class Method
オンデマンド型授業を行う。教科書および適宜プリントやスライドを使用する。図を活用して、理解を深めることの手助けとする。また、理解と記憶の確認のための問題集を配信する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
別途、info@MUSESにて連絡する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
Google classroomで問題集を配信するなど自主学習支援を行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
・本科目の単位数は2である。本学では、45時間の学修時間を必要とする内容の授業科目に1単位を認定することを標準としており、学習時間には、授業時間だけでなく、予習・復習等授業時間外での学習時間も含まれるとされている。
・上記の授業計画に基づいて講義前にテキストの予習をすること。また、生化学などの科目の内容を含んでいるので、これまでの生化学系科目の理解と知識を復習しておくこと。
・必ず授業日のうちに復習をして、問題集で理解と知識を確認すること。基本的には、まず内容を理解し、その後、基本事項は記憶すること。不理解な部分があれば質問する、テキスト以外の参考書を読むなどで、後回しにせずにすぐに解決すること。図書館にはいくつもの参考書があり、必要に応じて利用すればよい。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(100点)


課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
問題集:解答解説をGoogle classroomにて配信する。
演習課題:正解をGoogle classroomにて公表する。
定期試験:採点後、答案を指定時間に個別に一時開示する。
教科書
Textbook
新細胞生物学/竹鼻眞、高橋悟、野尻久雄/廣川書店
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
・正当な理由がなく、遅刻や早退をしないこと。
・スマートフォンや携帯電話の使用は禁止する。
・代理出席は厳禁である。発覚の際は、厳しく処分する場合がある。
・個々の分子や専門用語だけではなく、それらを生きた形でつないで仕組みを理解することが重要である。生物系にも規則性や法則性があり、基本事項を整理して、つなげて考えることで思考力や応用力が身につく。学習の意識として、このようなことを十分に理解しておくこと。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-2豊かな教養と医薬品および臨床に関する専門的知識を習得している。
2.技能・表現 2-1薬剤師として、医薬品の供給、調剤、服薬指導、処方設計、安全性・有効性、リスク管理およびチーム医療への参画に必要な薬学的能力を備えている。
3. 思考・判断/態度・志向性 3-1進歩する医療や科学について、自ら学び、考え、問題点を発見し、解決する能力を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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