シラバス参照

年度 2025
科目名 地学
担当者名 竹中 敏浩
単位 2.0
履修便覧ページへ
★★「単位」には開講学年の単位が表示されています。★★
★★「単位」が「-(ハイフン)」で表示されている場合は各自の履修便覧で単位を確認してください。★★


科目目的
Course Objectives
地球の変動、宇宙の構成に関する事物・現象についての知識を修得し、人間の生存の場としての地球環境の保全や解き明かされる宇宙についての認識を深めることを目的とする。本科目は、中高教科理科を教授するに足る基礎的知識および技能を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
1)地学についての専門的な知識を修得する。
2)教職課程履修学生は、学習内容を当該の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
この授業は、惑星としての地球の特徴や、地球表層と内部における地学現象、地球の大気圏と水圏におけるエネルギー収支、太陽や恒星の活動、宇宙の広がりや構造などを、時間的・空間的視点で捉え「考える地学授業」へつなげようとするものである。学生は、地学の専門知識について理解を深めるとともに、それを教授する指導案の作成など実践的な内容についても考える。
授業計画
Class Plan
選択科目
第1回 オリエンテーション&学習指導要領
第2回 地球の構成と地震
第3回 地震のメカニズムと防災
第4回 火山
第5回 岩石
第6回 プレートテクトニクス
第7回 地球史
第8回 人類史
第9回 日本人のルーツ
第10回 地球の熱収支と大気・海洋
第11回 大気の運動と天気の変化
第12回 地球の運動と太陽系
第13回 恒星と宇宙の進化
第14回 自然現象の教材化と学習指導案
第15回 地球科学の基本事項の確認

「教職課程履修学生は、授業を受ける際にも中学・高校教科書を参照して、疑問点があれば教員に質問して理解を深めること」
授業方法
Class Method
講義型授業、討論、模擬授業等
講義型授業を行うが、意見発表と討論の場面も多く設けて理解を深める。また、地学的現象の知識と学習指導要領の理解をもとに模擬授業を行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
別途、info@MUSESにて連絡する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
地球規模の自然災害や持続可能な社会の実現について、自らの体験も踏まえながら疑問点を把握し、意見交換を行って、防災や今後のより良い社会の在り方について認識を深めるなどの双方向、ディスカッション。
模擬授業を行い相互評価も含めて討議する中で、より良い教材選択や学習活動について理解を深める。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
本科目の単位数は2である。本学では、45時間の学修時間を必要とする内容の授業科目に1単位を認定することを標準としており、学修時間には、授業時間だけでなく、予習・復習等授業時間外での 学修時間も含まれるとされている。 上記授業計画に基づいて予習・復習をしておくこと。
・予習:中学校理科・高校地学の基礎的知識などの理解に努め、指導案の作成等のため学習指導要領理科編を読解し趣旨を把握すること。
・復習:各時について課題を提出しながら、難解と感じたことをピックアップすると同時に意見を記し、双方向の講義となるよう心がける。また、基礎事項については確認課題を提出すること。


教職課程履修学生は、中学・高校教育実習における研究授業場面や正規教育における指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、教科の自主的教材研究に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領および教科書等を積極的に活用する。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:講義内でのレポート提出・基礎事項テスト・指導案の作成など(70点)、授業への積極的参加度(30点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
(1)各時間の疑問点や質問・意見等については、時間ごとに個別にフィードバックを行う。
(2)課題については、評価後、個別にフィードバックを行う。
(3)基礎事項テストについても、評価後、個別にフィードバックを行う。
教科書
Textbook
二訂版ニューステージ新地学図表/浜島書店編集部/株式会社浜島書店
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
特になし
受講上の注意
Notices
・予習・復習をして授業に臨むこと。

・教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教育課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また、成績評価発表以降に、成績と共に担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1薬科学領域ならびに人の健康や疾病予防もしくは福祉などに関する深い専門的知識を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

シラバス参照