シラバス参照 |
年度 | 2025 |
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科目名 | こども学演習 |
担当者名 | 久米 裕紀子 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
こどもにかかわることがら、たとえば基本的生活習慣、子育てと愛着性の形成など親子関係の成立、価値の形成と転換などにかかわる先行研究などの文献等を参考にしながら、こどもにかかわる種々の研究動向をみながらの研究の方策について理解してゆく。 |
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到達目標 Class Goal |
こどもおよび子育てにかかわる種々の研究動向をみながらの研究の方策について理解してゆく。 |
授業内容 The Content of the Course |
こどもの基本的生活習慣の形成過程とそこでのつまずきや子育てと愛着性の形成となどの課題について考究する。さらに調査など研究方法についても解説する。各学生が参考とした文献から自分なりの工夫をした実験や調査による追検証等を行って、研究成果を発表・討論する。さらに、近接領域をも積極的に演習の題材として取り扱える。なお研究倫理について、調査協力者への配慮し、研究上の規範を遵守することができる。 |
授業計画 Class Plan |
1.当該授業についての目的及び内容についての概要説明 2.こどもにかかわる研究方法に関する基礎的理解 3.資料収集と調査・実験へのとりくみ 4.調査・実験にあたって倫理上配慮すべきことがら 5. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅱ-2:家庭教育の研究動向 6. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅱ-3:家庭教育重視がもたらす弊害 7. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅱ-4:家庭教育における格差 8. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅱ-5:家庭教育における葛藤 9. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅱ-6:子育てのあり方とその規定要因 10. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅲ-1:愛着障害スタイル 11. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅲ-2:愛着障害が生まれる要因と背景 12. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅲ-3:愛着障害の特性と病理 13. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅲ-4:愛着スタイルと対人関係、仕事、愛情 14. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅲ-5:愛着障害の克服 15.まとめ 以上の内容を受講学生の志向性に応じて、可能な限り弾力的に行う予定である。 |
授業方法 Class Method |
学生が自ら主体的にプレゼンテーションを行い、それについて討論をして理解を深化する。状況に応じて、対面式(リアルタイムオンライン含め)とオンデマンドを併用して実施する。 板書(パワーポイントなどの提示含む)をおこなう。その他、配付資料による説明をも行う。 PC等情報端末を用いて、レポート報告してもらう等の双方向を取り入れる。 ※進行具合等によって、授業計画の順序等を変更することがある。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
2025院教修1 こども学演習 6f62aeq |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
学生の報告について、学生仲間および教員を交えた討議を行う。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
授業やクラスルーム等にて事前に提示された課題について、こなしておくこと。担当となった課題の箇所について、種々の専門用語等についても事前に調べておく。自ら設定した課題や授業内容についての省察をおこなうこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](50点) ・平常点(50点) 平常点等配点内訳:授業中への取り組み(発表・報告等を含む)と総括的なレポートを総合して評価する。いずれも基準60%に到達することが望ましい。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
当該授業での発表・報告等の観点別評価項目について授業中に口頭にて解説する。さらに各学生には、要請があれば、省察のための是正・改善の要請箇所の説明等を実施する。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
各自が報告する研究内容に地域とのかかわりを盛り込む。 |
受講上の注意 Notices |
授業では、ノート、筆記用具以外にレポート用紙など持参物を指示することがある。特別な配慮が必要なときは、事前に申し出ること。 社会状況や実習の状況によっては、リアルタイム配信(ライヴ・生放送)やオンデマンド(録画)配信などリモート(遠隔)授業を実施することがある。授業中の発言を聴き、MUSESやグーグルクラスルームの掲示などを注視しておいてください。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
2. 教育・保育の高度な実践・研究を行うために必要となる基本的な知識、技能および倫理観などの専門性を有している。 6. 教育・保育に関する実践・研究において、根拠を基にした論理的な思考ができ、自分の考えを相手にわかりやすく伝える力を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
シラバス参照 |