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年度 2025
科目名 建築フィールドワークVA
担当者名 宮野 順子・宇野 朋子・大井 史江・岡﨑 甚幸・鈴木 利友・田川 浩之・田中 明・天畠 秀秋・鳥巣 茂樹・中江 哲・中村 優花・未定(築)・柳沢 和彦・山口 彩・山本 親
単位 1
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科目目的
Course Objectives
建築物や町並み、工事現場等の見学、あるいは講演会への参加を通じて、修士1年前期の演習や講義により学習する知識や技術についてより具体的、実践的に学ぶ。またレポートの作成等を通して、見学対象をより深く調査、理解、考察する。
到達目標
Class Goal
修士1年前期の演習や講義等で学んだ知識をより具体的に理解、修得するとともに、建築がもつ美的、歴史的、文化的価値や地球環境問題との関わりなどを理解する。また、継続的に学習できる能力を身につけ、自律的活動ができる職能人としての自覚を形成することを目指す。
授業内容
The Content of the Course
建築設計総合演習A、建築設計技術演習Aの課題敷地、参考建物や、これらの演習および講義科目に関連した専門技術・材料、施工技術などを見学し、担当教員や見学建物の建築主や設計者・技術者の説明を聞き、それぞれの演習や課題と関係付けて設定された検討課題のレポートをまとめ、提出する。
授業計画
Class Plan
以下の観点から選定した建築物や町並み、建築工事現場の見学などを行う。
1.建築設計総合演習Aの関連
 ・課題敷地および周辺環境の見学により、敷地条件の調査および敷地特性の分析を行う。
 ・課題建築の用途の参考建物の見学により、建物用途の計画特性を理解する。
 ・課題建築の空間構成や仕上げ材料、ディテールなどの参考建物の見学により、空間構成手法・
  技術を理解する。
2.建築設計技術演習Aの関連
 ・課題建築の構造計画の参考建物の見学により、構造技術・材料を理解する。
 ・課題建築の設備計画の参考建物の見学により、設備技術・機器を理解する。
 ・課題建築の施工方式やその他関連組み込み技術の参考建物の見学により、施工技術や関連技術
  を理解する。
3.建築構造設計論Aの関連
  授業で取り上げる構造計画の参考建物の見学により、その構造計画の実際を理解する。
4.建築環境設備設計論Aの関連
  授業で取り上げる設備計画の参考建物の見学により、その設備計画の実際を理解する。
5.建築施工管理論の関連
  建物の施工管理を行う作業所や現場の見学により、施工の実際や施工管理業務を理解する。
6.建築法規特論の関連
  授業で取り上げる建築関連法規の参考建物の見学により、法規制の実際を理解する。
7.特別講演会
  建築家や建築にかかわる専門家による特別講演会
8.その他
授業方法
Class Method
原則として土曜日に学外で行い、引率教員や設計者・施工者・管理者等から説明を受ける。ただし、学内で行うこともある。また見学先の都合等で平日に行う場合もある。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
フィールドワークではスケッチを中心としたレポートを当日中にまとめ、提出する。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習については、事前に必ず計画書を配付するので、当日の集合時間、集合場所、注意事項等を確認の上、見学先に関する解説文を読んでおくこと。計画書は原則日本語とするが、主なキーワードに英語を併記する。復習については、各回のテーマ、および関連する講義や演習によって異なるので、引率教員、もしくは関連する講義や演習の担当教員の指示に従うこと。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](90点)
・平常点(10点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
レポートは返却する。関連する授業、または担任指導において、必要に応じて適宜フィードバックを行う。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
各回の見学先において、関係者の方々と連携しながら授業を展開する。
受講上の注意
Notices
建築設計総合演習Aを中心とした修士1年前期開講科目と密接に関連した、極めて重要な科目なので、必ず出席し、積極的に参加すること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
A.高い知性 ○A-2,A-3,A-4
B.善美な情操 ○B-2
C.高雅な特性 ◎C(6年)社会の仕組みや現代社会の問題点を理解する能力と継続的に学習できる能力を身に付け、自律的活動ができる職能人としての自覚を形成する。
D.高い知性、善美な情操、高雅な徳性の総合 ○D-1
※◎は特に対応する到達目標、○は対応する到達目標を示す。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
本科目は一級建築士となるために必要な、実務経験2年の一部を構成するインターンシップ関連科目(演習・実験・実習)である。課題敷地や参考事例等の見学においては、建築設計や施工の実務経験をもつ引率教員、設計者または施工者が、その経験を活かした説明を行う。
教科書コメント

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