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年度 2025
科目名 化粧品科学特論
担当者名 渡辺 啓・竹石 友紀・仁木 洋子
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
化粧品科学は、細胞生物学、皮膚科学、製剤学、界面化学など多くの分野から成り立ってる。大学の講義で学習してきたこれらの分野をもとに、体系的に皮膚生理と化粧品の効能、および処方の成り立ちを細胞や分子レベルから理解することを目的とする。
到達目標
Class Goal
1)皮膚の構造、生理を理解し、皮膚トラブルのメカニズムについて説明することができる。
2)代表的な化粧品有効成分の作用機序を細胞レベルで説明することができる。
3)化粧品の代表的な処方を理解し、分子レベルで説明することができる。
授業内容
The Content of the Course
化粧品を創製、普及させるために必要となる皮膚の機能や生理特性、化粧品の品質特性(安全性、有用性)などの基盤となる根拠や科学的なデータに関する研究成果を取り上げ、プレゼンテーションと討論を行う。
授業計画
Class Plan
選択科目

【皮膚生理学領域】
第1回 講義:皮膚科学と化粧品1(皮膚の構造と役割、紫外線と皮膚の光老化)
第2回 講義:皮膚科学と化粧品2(シミに対する有効成分、シワに対する有効成分)
第3回 成果発表のための資料作成1(第1,2回の講義に関連する内容についてテーマをまとめ、発表する)
第4回 成果発表のための資料作成2
第5回 成果発表会(1回目)質疑応答、ピアレビュー

【領域名未定】
第6回 講義:内容未定
第7回 成果発表のための資料作成3
第8回 成果発表会(2回目)質疑応答、ピアレビュー

【化粧品製剤科学領域】
第9回 講義:界面科学と化粧品1(スキンケア)
第10回 講義:界面科学と化粧品2(メイク落とし・洗顔料)
第11回 講義:界面科学と化粧品3(メイクアップ・顔学)
第12回 成果発表のための資料作成6
第13回 成果発表のための資料作成7
第14回 成果発表会(3回目)質疑応答、ピアレビュー
第15回 総括

講義後、各自でテーマを設定し、調査とプレゼンテーション資料の作成を行う。プレゼンテーション発表後、質疑応答を行う。
授業方法
Class Method
演習型授業
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
別途、info@MUSES にて連絡する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
双方向型授業(プレゼンテーション、ディスカッション)
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
本学では、45時間の学修時間を必要とする内容の授業時間に1単位を設定することを標準としている。学修時間には、授業時間だけでなく、予習・復習等教室外での自主学習も含まれます。英語の読解力をつけておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:プレゼンテーション・討論・質疑応答および学習姿勢・態度により評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
必要に応じて授業内で解説するか,Classroomで補足資料等を提供する。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
Classroomでの案内をよく確認すること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.医薬品・化粧品・健康食品等の創製のための有機化学、物理化学、分析化学、生命科学、薬理学、薬剤学、衛生・環境化学などの「基礎薬科学」に関する専門的な知識を有し、あるいは医薬品の有効性・安全性評価、有用性評価、製剤化、治験、化粧品、健康食品などの「応用薬科学」に関する専門的な知識を有し、それらを体系的に理解している。
7.「基礎薬科学」あるいは「応用薬科学」に関する研究を行うための技能を有し、新たな展開を図ることができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
化粧品会社、化粧品原料会社の研究開発部門に勤務した経験(渡辺:30年以上、仁木:15年以上、A:8年以上)を基に、専門的な講義を行う。
教科書コメント

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