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年度 | 2025 |
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科目名 | 看護エビデンス特論 |
担当者名 | 藤田 優一・片山 恵・德重 あつ子・布谷 麻耶 |
単位 | 1.0 |
科目目的 Course Objectives |
看護実践におけるエビデンスとは何かを理解し、エビデンスを創生ならびに発信する基盤となる能力を修得する。 |
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到達目標 Class Goal |
1.エビデンスを探求する主要な研究方法について理解し、説明できる。 2.関心領域の論文をクリティークすることにより、論点を明確にし、自らの課題解決に結びつけることができる。 3.エビデンスを創生し、発信する能力の基盤を修得することができる。 |
授業内容 The Content of the Course |
看護学において様々な研究デザインおよび研究方法により明らかになった知見に基づく看護実践の科学的根拠および現在研究されている看護実践の方向性について、論文などを基に概説し、理論知に導く過程を探求する。これにより、エビデンスとは何かを理解し、エビデンスを創生し発信する能力を育成する。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 オリエンテーション・科学におけるエビデンス、デルファイ法を用いた研究のエビデンス [藤田優一] 第2回 転倒・転落リスクアセスメントツールのエビデンス [藤田優一] 第3回 行動分析学的アプローチを用いた炎症性腸疾患患者への食事支援プログラムの開発と 有効性の検証 [布谷麻耶] 第4回 PRECEDE-PROCEDEモデルを用いた地域高齢者への口腔ケアプログラムの開発と有効性 の検証 [布谷麻耶] 第5回 姿勢変化等に着目した大脳活性をとらえる研究 [徳重あつ子] 第6回 手指への刺激、色彩刺激等に着目した大脳活性をとらえる研究 [徳重あつ子] 第7回 腹臥位の施行が排便促通につながるかの検証 [片山恵] 第8回 身体不可のすくない排便姿勢の検証 [片山恵] |
授業方法 Class Method |
・対面講義形式や課題に関するディスカッション等で行う。 ・Classroomに、オリエンテーション資料(授業日程スケジュール、受講方法、課題提出方法、出欠確認方法等の詳細)を配信するので、最初に熟読し受講すること。 ・課題提出方法や提出場所は、Classroomを用いて行う。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
初回授業までに招待する |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
学生間、学生と教員とのディスカッションを行う。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:前回の授業時に指示する資料を通読し、内容を理解できるように事前に調べておくこと。 復習:講義内容を復習し、次の授業までに各自で内容を整理しておくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](60点) ・平常点(40点) 平常点等配点内訳:授業への積極的な取り組みの姿勢40点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
授業終了後に課題レポートをもとに、フィードバックを行う。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
事前に授業の課題・資料を提示するので、主体的に準備し、授業にのぞむこと。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1. 国際的視野に基づき社会の変化に対応した看護を推進するために必要な幅広い教養や経験知から新たな理論知を創生する力を修得している。 2-1. 看護実践と研究を継続的に行いながら,それぞれの成果や知見を活かし,看護学の発展に向けてよりよい思考や実践を行っていく連続的なスパイラルの中で研究できる能力を有している。 2-2. 現任教育や看護学実習教育を担うことのできる教育能力を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
担当者は、看護職としての実践経験を有し、研究活動を行っている。それらの実績をいかした研究指導を行う。 |
教科書コメント |
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