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年度 2025
科目名 聴覚障害者の理解と手話言語
担当者名 山本(外部専門講師A)
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
聴覚障害者の理解につながる基本的な事柄を学ぶことにより、グローバルな視野に立って、共生社会の意味を考える。
また、国内で使用される言語の一形態として手話言語を学び、日常会話ができるようになる。
到達目標
Class Goal
・聴覚障害者の理解につながる基本的なことを学ぶ。
・挨拶や自己紹介、趣味や好きなことを手話言語で会話できる。
授業内容
The Content of the Course
・聴覚障害についての学習を通じて、聴覚障害者の社会参加を妨げる問題について学び、よりよい共生社会のあり方を考える。
・手話言語の習得に必要な「見る力」「伝える力」を養い、会話によって話題を広げていく。

授業計画
Class Plan
対面15回

【実技】
 第1回
 「オリエンテーション」
 実技「名前を紹介しよう」
  物の形や動きの特徴を捉えて伝える 自分の名前を表現する
  手話、指文字などのさまざまな方法で名前を紹介する

 第2回
 実技「数を使って話そう」
  数字表現、疑問詞を使って会話する

 第3回
 実技「家族を紹介しょう」
  人物表現の基礎となる家族の手話を学ぶ

 第4回
 実技「交通方法や家の近くのことを話そう」
  場所の行き方、交通方法、金額、所要時間の表現を学ぶ

 第5回
 実技「好きなことについて話そう」
  自分や家族の趣味について、身振りや表情などを工夫しながら伝える
  好き、嫌い、得意、苦手など気持ちや顔の表情や手話の強弱をつけて気持ちに合った表現を学ぶ

 第6回
 実技「仕事・夢について話そう」
  仕事(夢)について見てわかりやすい表現を工夫して伝える

 第7回
 実技「1日のことを話そう」
  1日の生活に関わる表現を学ぶ

 第8回
 実技「一週間のことを話そう」
  過去・現在・未来の表し方、「時」に関わる語彙を学ぶ

 第9回
 実技「スポーツや趣味について話そう」
  スポーツにや趣味に関する語彙を増やす
  同じ手話を繰り返す表現を学ぶ

 第10回
実技「旅行のことを話そう」
  旅行に関する語彙を学び、疑問詞の復習、数に関する話題を中心に会話を広げていく

 第11回
 実技「病気やけがについて話そう」
  病気や健康に関する語彙を学び、身体の状態を具体的に伝える表現を学ぶ

 第12回
 実技「イベントの計画を立てよう」
  行事やイベントに関する語彙を学び、否定の表し方を学ぶ

 第13回
 実技「学校のことを話そう」
  学校に関わる語彙を学び、他の人が話したことを伝えるときの表現を学ぶ

 第14回
 実技「仕事のことを話そう」
  仕事に関わる語彙を学び、「~しなければならない」「~する必要はない」の表現を学ぶ

 第15回
 手話スピーチ


【講義】
 「聴覚障害の基礎知識」
 「聴覚障害者の生活」
 「手話の基礎知識」
 「聴覚障害児の教育」
 「聴覚障害者の活動」
 上記の講義を授業中に行う

【筆記試験】
 第14回に実施

※対面授業を遠隔オンデマンド授業に変更する場合は別途連絡する。
授業方法
Class Method
対面授業で行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
共通教育科目のクラスコードは、「共通教育サイト」に一覧掲示する。
抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。
科目担当者からの招待は行わない。
「共通教育サイト」
https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html
◆Classroomへの参加登録の遅れや入室間違いは、教員からの指示が得られず課題等が未提出とな
る。それらが単位修得に係る評価に影響するので、十分に注意すること。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
-
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:教科書の範囲を確認しておくこと。
復習:授業時に行った内容は必ず復習を行い、次回授業までに確実に表現できるようにしておくこと。
   授業で学習した単元の教科書添付DVDを繰り返して見ておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:・読み取りテスト40点:4点×4回、3点×8回
・筆記試験20点:20点×1回
・手話スピーチ20点:20点×2回
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
小テスト、筆記試験は採点後、次回授業以降に返却する。
表現(課題)、手話スピーチは実施後、個別にフィートバックを行う。
教科書
Textbook
手話を学ぼう 手話で話そう/社会福祉法人全国手話研修センター、一般財団法人全日本ろうあ連 盟/社会福祉法人全国手話研修センター/社会福祉法人全国手話研修センター
参考書
Reference Books
わたしたちの手話 学習辞典Ⅰ/社会福祉法人全国手話研修センター、一般財団法人全日本ろうあ 連盟/社会福祉法人全国手話研修センター/社会福祉法人全国手話研修センター
地域との連携
Cooperation with the Community
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受講上の注意
Notices
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
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実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
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教科書コメント

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