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年度 2025
科目名 スポーツ実技(エアリアルワーク)
担当者名 雄谷 昌子
単位 1.0
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科目目的
Course Objectives
現代は、AI 機能の進化により、とても便利で、物質的に豊かな成熟社会ではあるが、その反面、運動不足や不規則なライフスタイルから心身の不調を起こしている。こうした背景で、運動による健康への効果は、肉体的には勿論のこと、メンタル、脳にも良い効果がある。その中でも、エアリアルワークは人間本来の機能的な動きを取り戻すことができ、とても斬新なプログラムで、他大学では体験できないオリジナルプログラムである。天井から吊り下げたカラフルなハンモックに身を委ね解剖学的にも生理学的にも効果的に、多種多様な空中エクササイズを体験する。整体、リハビリ、コンディショニングと様々なエアリアルワークを体験しながら学生生活、そして卒業後も心身の健やかさを保つ方法として体得し、健康への意識を高める。
段階的に動作を習得しながら出来ないことが出来るようになる喜びや達成感、チャレンジ精神を養う。それにより、どのような社会変化が起きようとも心身のバランスを保ち、困難なことにもしなやかに乗り越えれる自信となる。
またディスカッションやペアドリル、コミュニケーションなどを通じて、自己の気付きを考察し、協調性や対話力、観察力を高める。
到達目標
Class Goal
・基礎体力(筋力、柔軟性、筋持久力、バランス、コントロール力)が、各自のペースで向上する。
・運動不足やストレスによる身体の不調や猫背やストレートネックなどの不良姿勢を改善する。
・エアリアルワークの機能的な身体の動かし方を、自己のセルフコンディショニングとして役立てる。
・実技は、お互いにサポートし合い観察力、協調性を養う。また全体でのコミュニケーションにより情報共有と対話力、共感力を高める。
・クオリティオブライフ、健康に過ごす意識を高める。
授業内容
The Content of the Course
・エアリアルワーク授業では、リハビリ、ヨガ、ピラティス、ファンクショナルトレーニングなど多種多様な動作を包括的に盛り込み、身体の構造や整体的な観点から安全で効果的に、身体を動かし、段階的に学ぶ。
・エアリアルワーク実技動作以外にも、自己のセルフケアや心身のバランス向上として役立つ健康美容について東洋医学やアーユルベーダなどの智慧を解説、ディスカッションする。
・リズミカル運動やトランポリン、ボール、ストレッチポールなどを使用したウォーミングアップを行いエアリアルワークとの相乗効果で、より感覚を高める。またエアリアルワークの代用、変換ワークの参考とする。
・エアリアルワークの特徴であるアンティグラビティと不安定さが身体の中心意識を深め体幹強化と身体の歪みを整える。

授業計画
Class Plan
対面15回

第1回
・運動による身体、メンタル、脳への効果
・エアリアルワークの特徴、効果、道具の特性、注意点
・ポジション確認と姿勢(立位、座位、側臥位、伏臥位、仰臥位)①
・基本動作①背骨、骨盤、肩甲帯のニュートラル(整え)

第2回
・ポジション確認と姿勢②
・基本動作②ユニット、キネティックチェーン(筋肉連鎖)
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化

第3回
・解剖学的な面、方向(3軸バランス)からの動作見方
・ポジション確認と姿勢③
・基本動作③
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化

第4回目
・ポジション確認と姿勢④
・基本動作④ユニット、キネティックチェーン(筋肉連鎖)
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化

第5回目
・ポジション確認と姿勢⑤
・基本動作⑤ユニット、キネティックチェーン(筋肉連鎖)
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化

第6回目
・ポジション確認と姿勢⑥
・基本動作⑥ユニット、キネティックチェーン(筋肉連鎖)
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化

第7回目
・ポジション確認と姿勢⑦
・基本動作⑦ユニット、キネティックチェーン(筋肉連鎖)
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化

第8回目
・ポジション確認と姿勢⑧
・基本動作⑧ユニット、キネティックチェーン(筋肉連鎖)
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化
・スムーズなポジショニング移行

第9回目
・ポジション確認と姿勢⑨
・基本動作⑨ユニット、キネティックチェーン(筋肉連鎖)
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化
・スムーズなポジショニング移行

第10回目
・ポジション確認と姿勢⑩
・基本動作⑩ユニット、キネティックチェーン(筋肉連鎖)
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化

第11回目
・ポジション確認と姿勢⑪
・基本動作応用①
・筋関節コンディショニング(調整)
・姿勢改善
・体幹強化

第12回目
・多種ポジションと身体の気付きを深める①
・基本動作応用②

第13回目
・多種ポジションと身体の気付きを深める②
・基本動作応用③

第14回目
・多種ポジションと身体の気付きを深める③
・基本動作応用④

第15回目
・リビュー、まとめ

*進行状況により上記の第1〜15回までの授業内容が前後することもある。
授業方法
Class Method
・対面授業にて、解説と要点を確認、実技を行う。
・交代でハンモック使用しながら互いにサポートし合い学び高め合う。
・ウォーミングアップとして、ツボ、リンパケアやリズム運動、トランボリン、ボールなどを使用したエクササイズを行うことで、より感覚を高める。
・ディスカッションやコミュニケーションドリルなどを通じて、健康、美容、コンディショニングに役だつ情報を共有する。
・google classroomに投稿したヘルスケア知識ポイントを副教材として活用する。

緊急事態宣言発令など何らかの理由で対面授業が難しくなった場合は、オンデマンド遠隔授業を行う。その際はclassroomより連絡する。


Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
共通教育科目のクラスコードは、「共通教育サイト」に一覧掲示する。
抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。
科目担当者からの招待は行わない。
「共通教育サイト」
https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html

◆Classroomへの参加登録の遅れや入室間違いは、教員からの指示が得られず課題等が未提出となる。それらが単位修得に係る評価に影響するので、十分に注意すること。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
全体での対話、ディスカッション、質疑応答などを行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
・google classroomより配信された動画などを確認し予習、復習、セルフコンディショニングとして役立てる。

・授業で行った動作を道具なしで復習、又はイメージトレーニングする。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:実技演習とシェアリング及びディスカッション(5点✕15回=75点)、
感覚と気付きを深めるレクリエーション及びコミュニケーションドリル(5点✕5回=25点)





課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
実技実施時、またコミュニケーションドリルやディスカッション時に、フィードバックする。

教科書
Textbook
参考書
Reference Books
フィトネス ヘルスケアビューティーコラム/講師 雄谷昌子/雄谷オリジナル作成classroomより週1回投稿配信
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
服装はなるべく膝の隠れるジャージ・レギンスなど動きやすいもの。また、アクセサリーや手の爪の長いものはハンモックの布に引っ掛かる可能性があるため避けること。

卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
民間フィットネスクラブやフィットネスコンベンション、病院、福祉施設などでの多種多様な指導経験から即実践として役立つ知識、実技を講義する。
その中でも、エアリアルワーク指導に関しては、グンゼスポーツ、及びスポーツクラブ武庫女(一般成人男女問わず指導)にて指導する。
教科書コメント

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