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年度 2025
科目名 家庭科指導法Ⅰ
担当者名 末弘 由佳理
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
1.中高家庭科における教育目標と育成したい資質・能力を理解し、学習指導要領に示された学習内容について理解を深める。
2.背景となる「教科に関する専門的事項」について、指導法という観点から理解する。
到達目標
Class Goal
①学習指導要領における中高家庭科の目標および主な内容並びに全体構造を理解している。
②中高家庭科の個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
③中高家庭科の学習評価の考え方を理解している。
④中高家庭科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
⑤中高家庭科の授業を構想する能力を身につけている。
授業内容
The Content of the Course
家庭科教育の歴史、学習指導要領及び教育課程、1人1台端末を効果的に活用した個別最適な学びについて学び、本科目の目標と中学校家庭科における学習指導方法および評価方法やマルチメディア機器を積極的に活用した効果的な授業法について概説する。
授業計画
Class Plan
第1回 学習指導要領とは
    新旧学習指導要領の比較
第2回 家庭科教育の歴史
第3回 教師向け参考資料及びデジタル教科書 
第4回 中学校家庭科教育の役割
第5回 1人1台端末の効果的な活用
    授業支援プラットフォーム
第6回 中学校家庭科の目標と教科書の内容(3社の比較)
第7回 年間指導計画の作成 
第8回 中学校家庭科のマルチメディアを活用した学習指導方法と教材研究
第9回 中学校家庭科の学習指導計画の考え方と立案の仕方
    学習指導案の作成方法
第10回 中学校家庭科学習指導案の作成
第11回 中学校家庭科学習指導案の発表
第12回 グループによる模擬授業の準備
第13回 グループによる模擬授業
第14回 模擬授業後の振り返りと授業のまとめ
第15回 被服製作実習の教材設定のための調査(家庭科指導法Ⅱに向けた取り組み)
授業方法
Class Method
講義形式(模擬授業等の実践形式含む)
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
byybqsw
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
・グループワークでの討議
・模擬授業
・ロールプレイ
・ディベート
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習 
・学習指導要領を読む
・家庭科に関連した情報(記事等)を集める
・教科書の構成を理解(3社比較)

復習
・修正学習指導案の作成
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](50点)
・平常点(50点) 平常点等配点内訳:模擬授業及び授業への積極的参加度
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
レポート及び質問への回答について、次回以降の授業内又はclassroomを通して通知する。
教科書
Textbook
新編新しい技術・家庭 家庭分野 自立と共生を目指して/令和7年度中学校教科書/東京書籍
新 技術・家庭 家庭分野 暮らしを創造する/令和7年度中学校教科書/教育図書
技術・家庭 家庭分野 自立しともに支え合う生活へ/令和7年度中学校教科書/開隆堂
中学校 学習指導要領(平成29年告示)/文部科学省/東山書房
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また、成績評価発表以降に成績とともに担当教員によるコメントを参照し、自己の学習状況について把握すること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
Ⅳ 中高教科の専門性を踏まえて、授業等を計画的に実践する。
Ⅷ 教職実践と関連づけて、自らの課題を認識・発見し、探求し続ける。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
高等学校で教諭(家庭科)としての勤務経験あり
教科書コメント

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