| シラバス参照 |
| 年度 | 2026 |
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| 科目名 | 建築設計計画論B |
| 担当者名 | 鈴木 利友・大井 史江・中江 哲・柳沢 和彦 |
| 単位 | 2 |
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科目目的 Course Objectives |
安全、快適で文化的な建築や都市の設計を目指す観点から、人間の空間図式や行動とそれを取り巻く建築・都市空間にかかわる様々な研究手法、基礎的・先端的・実践的知識、および実践例を、人文・社会科学や数理科学を活用しながら学ぶ。 |
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到達目標 Class Goal |
安全で機能的、かつ文化的な建築空間を設計するために重要な、人間行動と空間の関係にかかわる基礎的・先端的技術を積極的に吸収する。吸収した技術を踏まえて、真に人間的な住環境を創生する実践的能力を向上させる。 |
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授業内容 The Content of the Course |
本講義は以下の4つの領域から成る。①創作過程に関する空間図式の基本的な考え方や建築的空間との関わりについて理解を深める。②高齢化・多様化する社会でユニバーサルデザインを含めた、建築に求められている課題とその実践例学ぶ。③建築や都市と人間行動の関係を、言語、視覚、環境技術、生活、文化の側面からとらえるための多様な研究の手法と明らかになった知見を学ぶ。④サステナブルな地球環境の実現に向けて、建築が考えなければならないことについて理解を深める。 |
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授業計画 Class Plan |
1.空間図式と建築的空間(柳沢) 空間構成技法や描画による創作事例を通して、創作過程に関する空間図式の基本的な考え方について理解を深める。さらには伝統的空間や現代建築の空間等との関わりを考察するとともに、これからの建築設計や建築計画において必要な空間図式のあり方を理解する。 第1回 空間図式の発達的特徴/空間図式と建築的空間その1 第2回 空間図式の病理的特徴/空間図式と建築的空間その2 第3回 空間図式の文化的特徴/空間図式の構造的側面と内容的側面 2.多様な身体特性を踏まえた計画(大井) 高齢者、障がい者の身体特性と行動特性を理解し、安全で快適に生活できる建築計画の手法を学ぶ。 第4回 バリアフリー法とユニバーサルデザインによる整備計画 第5回 人に配慮したまちづくり 第6回 身体特性と行動特性に応じた住環境計画 1-高齢者 第7回 身体特性と行動特性に応じた住環境計画2-障がい者 3.空間における人間の言語、視覚、生活、文化(鈴木) 建築や都市と人間行動の関係を、言語、視覚、環境技術、生活、文化の側面からとらえるための多様な研究手法の例と、それによって明らかになった基礎的、先端的知見について学ぶ。 第8回 空間をとらえる言語を探る 第9回 空間をとらえる視覚を探るその1-迷路、駅舎、仮想空間などを例に 第10回 空間をとらえる視覚を探るその2-階段、都市、庭などを例に 第11回 京町家の環境技術と生活態度そして文化の形成 4.地球環境と建築の持続可能性について(中江) 「人間の営みの集積が、結果として地球環境に重大な影響を及ぼしている」という認識に立ち、サステナブルな社会の実現に向けて、建築が考えなければならないことについて理解を深める。 第12回:建築の持続可能性の基本理念について 第13回:環境建築の手法とその事例 第14回:SDGs・レジリエンスと建築について 第15回:環境建築の評価と政策 5.定期試験 授業の状況等に応じ、上記の予定を調整することがある。 |
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授業方法 Class Method |
授業は基本的に講義形式で行う。必要に応じて、レポートや授業中の小テストなどを行う。 |
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Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
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アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
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準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
講義で学んだことを、授業ノートや配付プリント等に基づき継続的かつ反復的に復習すること。自らの知識として吸収するだけでなく、建築設計との関係をつねに自分自身で考え、建築設計総合演習や建築設計実務、修士設計、修士論文に活用できるようにすること。 |
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評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(45点) ・レポート[作品含む](45点) ・平常点(10点) 平常点等配点内訳:平常点は授業への積極的参加度とする。 レポートは各担当教員が実施する小テストまたは演習問題の得点を含む。 |
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
小テスト・レポートはチェック後、可能な限り返却する。 |
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教科書 Textbook |
建築関連法令集(4~7回)。各担当教員から資料を配付する。参考書は授業時間内に順次紹介する。 |
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参考書 Reference Books |
「京町家の環境技術と生活態度そして文化の形成」/岡崎甚幸、大谷孝彦、鈴木利友、天畠秀秋編/武庫川女子大学出版部 |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
授業内容に対する学生の意見を求め、授業の改善に役立てる。 |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
A.高い知性 ◎A-3(6年)機能性や環境負荷などに関する快適性を「用」として理解し、その基礎的・先端的技術を積極的に吸収し、演習や実習により最適な空間を構成する実践的能力を修得する。 ○A-2 D.高い知性、善美な情操、高雅な徳性の総合 ○D-1 ※本科目が対応する建築学科・大学院建築学専攻修士課程プログラム(6年)の学習・教育到達目標のうち、◎は特に対応する到達目標、○は対応する到達目標を示す。 |
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実務経験の有無(本科目と関連のある実務) Presence or Absence of Practical Experience related to the Course Contents |
あり |
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実務経験と科目との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
柳沢和彦 これまでの設計実務経験をもとに、建築や都市、庭園などの設計に関わる空間図式についての講義を行う。 大井史江 不特定多数の利用者を想定した公共建築の設計に携わった実務経験に基づき、さまざまな身体特性をもつ人々の行動とそれを踏まえた計画に関する講義を行う。 鈴木利友 日本建築学会の小委員会での活動や、その成果をまとめた書籍の執筆経験を活かし、京町家の環境技術と生活態度、文化の形成の関係について講義する。またデザイン事務所、地域のまちづくり推進協議会と連携した実験プロジェクトに携わった経験を活かし、都市を実験の対象とすることの難しさと面白さも講義の中で触れたい。 中江 哲 建築学会・地球環境委員会での10年に及ぶ成果をもとに、自身が設計したオフィス・学校などでの取り組みを通じ、学生に環境問題と持続可能性について学んでもらいたい。 |
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教科書コメント |
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